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若菜の海  作者: 白木
356/399

目標

「え・・おいおい・・それは、駄目出しをする言う事なら、わしは、いかん言うど?未優ちゃん」

「いや・・企業を立ち上げる言うんは、生半可な事で無い。私費でお義兄さんがやって来た事を、うちは反対も口出しもせえへん。きんど、企業となると、重役連中や、世間一般に対して、沢木グループとしての取り組みの姿勢を日本の外務省、政治家にも向けんといかん。それだけ今このグループは、国内においても注目されとる企業群。オーナーの一存ちゃ、それだけ大きい事なんよ?お義兄さん。若菜ちゃんが、鳩の飼育や管理を受ける意味とは違うんじゃきん、そこはうちも口出す」


 環も、未優の言う事が一番理に適った発言だと思った。


「分かった・・きんど、若菜ちゃんは繊細な心の娘さんじゃ、潰しとう無い。将来の為にも。これだけは頼むわ」

「勿論・・」


 未優には、何かは分からないが、あの頃会った若菜とはもう違う何かを感じていた。香月博士が認める若菜の才能とは、今まで理性の中に押し込めて来たものでは無かったか?その解放とは、父、沢木 純に感じたものと同様・・

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