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若菜の海  作者: 白木
335/399

目標

 3人が香月の顔を見る・・


「これぞ、南部×今西系がこの世に生み出した最高傑作・・まさしく北の竜・・ほくりゅうごうと言う名をつけながら、うみと呼ぶのは、今日からやめましょう。若菜ちゃん。この強靭な精神力、体躯。力強い主翼、それを支える筋肉・・幾多の竜を見て来た私ですが、今震える気持ちで、この鳩を見ております。今年の秋に挑戦されるのですか?根室までの片道切符を・・」

「はい・・じいちゃんが、今100羽の鳩の参加を募って、佐伯海産㈱主催の未公認競翔をすると言ってくれています。その為、主翼を今から抜きます」


 はっきり若菜の心が決まった瞬間であった。香月の言葉が、彼女を勇気づけていた。


 北竜号・・・ここに産声を上げたのである。

 とりの櫂竜号(もう一羽は種鳩に、大座礼2世号)にも驚嘆の声を上げる香月だった。

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