表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若菜の海  作者: 白木
333/399

目標

「でも、分かるの・・美弥姉さん、香月博士、妻鳥オーナー、じいちゃん、お母さん、お父さんの心・・それは、人間故の苦悩・そして、人の考えは変化する。私が感じたのは、真っ白な心の人たちの姿。この鳩・・もっともっと成長出来るわ。そして、私が馴致して見せる。美弥姉さん、この鳩には生まれ持った高い才能と能力がある」


 こくんと美弥は頷いた。香月が続けた。


「以前、このとりさんが、自分の妹のように見守って来られた佐々木由香里さん、いや・・その女性より遥かに強い感性を持たれていると同時に、若菜ちゃんには、強い自己抑制出来る理性がありますね・・では・・貴女にはこの北竜号の気持ちも分かりますね?」


 こくんと若菜は頷いた。


「北竜号と言う名は、生まれた時から授かった才能だと感じていました。恐らく、超長距離鳩として類まれなる才能を持って生まれた鳩・・けど、私は・・私は・・・」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ