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若菜の海  作者: 白木
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決意2部

 この日は、早めに帰宅し、夫須崎の帰りを待った。須崎も多忙を極めつつ、その中でも沢木グループ、とりのTOPの在り方、姿勢など学ぶ事が多い。立場こそ違えど、「すーちゃん、これから【とりあん】ちゃんと呼べや」と命令口調で言われても、全く悪い気がせず、今では強く慕っていた。その自然な応対、大きな包容力は無駄な敵を作らないのだ。美弥は夫とようやく伝え歩きを始めた長男を膝の上に抱きながら、楽しそうに聞いていた。美弥も、こんなに沢木グループが自分達の身近の存在になった事を喜びながらも、大手食品会社が、HZK㈱、沢木グループと背後でけん制しているお陰で、㈱RECの年商が700億円に迫る勢いで成長して来た事も感謝していた。しかし、この先は沢木グループに飲まれるかも知れない。否・・飲まれた方がより大きな成長に繋がるのでは無いかとも須崎は思い始めていたのであった。


「沢木グループに参加したい思ってるの?拓也さんは」

「ああ、学ぶ事も多い・・と、言うより事業が拡大するにつれ、㈱RECが単独で行える事業は知れているしね」

「やはりオーナーに魅力を感じるのね?拓也さんも」


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