表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若菜の海  作者: 白木
300/399

決意2部

「いやいや・・喧嘩になりませんよ。飲み込まれるような気迫を感じました。凄い女性ですよ。緻密であり、戦略家です。俺は、この人とは喧嘩にならないと初対面で思いました」

「へえ・・あんたが、口出し出来んようなイベントやったんじゃね?よっしゃ、うちがほんなら会いに行く。その企画っちゃ、つまり、神部と美弥さんの合作かいね?」

「相変わらず・・鋭いっす。そうです。第2段は、古本市、漫画市、古着市を開催して、創作活動を行うつもりです。食育活動とは文化の継承と言うコンセプトに入りますから、衣食住・・自分達の発想がいかに形になるかを実践したいんです」

「分かった・・ほな、あんたが打ちのめされたか知らんけど、うちが美弥さんをうちのめしてやるわ・・創作をそう一元的な方向で捉えるもんで無い・うちはそう言う事あるきんね。来週に行くわ。丁度、関東圏のファッション村の動きも見たいと思うとったきんね」

「は・・はあ・・」


 神部は首を捻った。そんな単純な企画でも無いし、仕掛けでも無いのだが・・


「ええっ!恵比寿さんが企画について意見交換したいと、視察に来られるって!」


 美弥が神部から聞いて、再び驚いていた。また同時に、つい今しがた若菜の決心を聞き、こちらも驚いていた美弥だったからだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ