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若菜の海  作者: 白木
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変化

 今村が、

「すーちゃん、だからというて、REC食品㈱がどんな事をしたか、それを聞いて俺らあ、なんもだよとは言えんのだあ・・あんたが悪い奴じゃないのは分かっててもな」


 須崎

「はい・・自分が3ヶ月前にこちらに赴任して来た時は、この根室営業所は、REC食品㈱の姥捨て山と言われて、営業所全員、殆ど気力の無いお日様西々の毎日でした。そして今もそうです。その理由とは、木下現所長が派遣されて来た、現社長とのいきさつがあったのだと朧に聞きました。この佐伯さんに関する・・」


 今西

「分かってるんだな・・なら、わし等一同どんな気持ちで・・」

「止さんか・・今西。須崎君は未だ知らんのだ。全容は」


 佐伯が止めた。

 須崎は、


「現社長が、佐伯さんのご子息にカニの仕入れでかなり大きな取引を持ちかけた事に由来すると言う事ですよね。恐らく・・」


 佐伯・・

「そうだ。息子はもう拿捕されて、3年になる。第二福竜丸、第二福栄丸のこいつらは乗組員だ」


「やっぱり・・そうでしたか・・」

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