表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若菜の海  作者: 白木
283/399

成長

「主翼、副翼・竜骨・・がっちりしていて、けど、それだけでは無く、この深い濃い柿眼の奥に、この子が持っている凄い闘志を感じました」

「おう・・」


 とりの顔が、驚きに似たものに変わった。そして・・


「その闘志っちゃ、この鳩の気性を感じた言うんじゃの?若菜ちゃん」


 しかし、若菜は首を振る。


「いいえ、この子は頭の良い子、自分で激しい気性を抑え込む力があると思います。多分・・私の北竜号のような鳩」

「聞かせてくれんか?わしは、今現役の競翔家では無い。鳩を飼える環境では無いきんど、この合同鳩舎には並々ならん決意と、投資も含めてサポートして来たし、これからもサポート続ける予定で、私費を投じて来たんじゃ」

「オーナーの私費で運営されているのですか?」


 今度は若菜が逆質問。


「ほうじゃ。勿論委託費は貰うし、競翔に参加する費用は貰っとる。きんど、この鳩舎併設の種鳩鳩舎群は、白川系、香月系、川滝系、夜風系・・数々の血統を更に絞って厳選した鳩を少数だけじゃきんど入れとる。その中に、小谷系、佐野系も新たに加わった」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ