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若菜の海  作者: 白木
271/399

成長

「仕事の出張は分かるきんどな?ほしたら、3日間とも全くテルちゃんは身動きの出来ん、プライベートも無い出張なん?ほやってオーナーが、プライベートで行くんじゃろ?テルちゃんには、そなな余裕も無い位こき使おう言う会社と違うじゃろ?沢木グループは」


 由香里が笑った。


「きゃは・・分かった、分かった。白城をみよちゃんの段取りが出来るんなら、そうしたらええわいね。ふふ・・誰に似たんかいね・・みよちゃんの行動力は・・」


 突発的な事を言い出す美代子であるが、彼女は彼女なりに、何かこの出張には意味があるように感じられて仕方が無かった。それは、誰にも恐らく理解されない感情であろう。神部は苦笑しながらも、夜会うと言う彼女を引き留める手立ては無いなとも思った。逆に言えば、神奈川リゾート内に展開する飲食業の実態や、温泉保養施設を見学するのは、良い事だなとも思った。結局、神部も、やはり今回の出張だけには意図があるように思えて仕方が無かったのが、二人との会話では何も分かりそうも無かった。

 翌日、恐らく由香里から連絡が入っていたのだろう、未優が、とりに・・


「何か、神部が今回の出張について意図があるもんかどうか疑心暗鬼になっとる見たいなね、お義兄さん」

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