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若菜の海  作者: 白木
233/399

接点

 美弥は、夫がまさしくそう言う人物だと思った。そして、それは現沢木グループのオーナーである妻鳥道夫の姿にも見た。彼女は彼らから何かを学びたいと思ったのである。そして、未優に承諾の返事をする。


「そう!良かったわ、決断してくれて。・・あのね、実は、若菜ちゃんの事やきんど」


 美弥が、未優から若菜の強いPTSDの原因である一因が何となく分かってきたと言う報告を受けた。そして、午前中だけ、こちらに来ると言う未優の時間を割いて貰い、今後の相談も含め、磯川総合病院に・・・会うとすぐ未優は、美弥に事業計画書を出した。


「これ見とってな、美弥さん。事業の方向を書いてある。説明は必要無いと思う。思うようにしたらええきん・・それより、時間も余り無いきん、若菜ちゃんの事話すね」

「は・・い」


 何が分かったと言うのだろうか・・

 未優が説明を始めた。


「若菜ちゃんが、小学一年生の時、佐伯さん(祖父の事)の漁協の会合があって、その時両親は漁に出ていて一人ぼっちの時があったんよな」

「はい・・」

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