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若菜の海  作者: 白木
230/399

接点

「いいえ・・若菜が3つの時高熱を出して、その時貴女を病院に一人きりにさせた事があって・・御免なさい・・」

「そんな事・・覚えても居ない・・お母さん、泣かないで・・」


 逆に、若菜に励まされる理恵だった。


 治療は2度、3度と続いて行く。未優は超多忙の身である。この日こんな提案を美弥にしている。


「えっ!私に沢木グループ神奈川支店の非常勤支店長に?」


 思いもかけない未優からの提案に、驚く美弥だった。


「貴女と数度会う内に、分かったんよ。非常に聡明で優秀な女性だと言う事を。思慮深くて、優しい心をお持ち・・ご長男一志君のお世話も大変でしょうが、ここは、保育施設もあるし、夫の須崎社長さんも全国を飛び回るお忙しい身、貴方が夫である須崎社長を全身全霊で守りたい、助力したいと思う気持ち、又、妹のように思われている若菜ちゃんへの思い。そして、菊野さんへのお気持ちも分かって居られる。そして、ぎくしゃく感は勿論あるきんど、理恵さんと若菜ちゃんは今、本当の母子になろうとしとる・・何で美弥さんが、ここまでやって来たのか、お世話を焼きたいかの気持ちも分かった。貴女の能力はここで生かすべきじゃわ。未だお若いんやきん、伸ばせる道に進むべきじゃわ」

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