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若菜の海  作者: 白木
227/399

接点

 理恵がぽつりと言う。産みの親、育ての親・・その感情部分・・色々あるだろう。しかし、どちらの愛情が深いか浅いかの問題では無い。理恵が何時も心の重みに感じていたのは、そう言う事かな・・美弥は思ったのであった。つまり親の心は、純真な子どもから見れば、全て透き通って見えるものだ。きっと、若菜の心には、そう言う心情が投影されているのでは無いかと思ったのである。


 それから美弥は、未優にこれは伝えておかねばならない事として、話するのであった。


「ああ・・成る程・・ちょびっと分かって来た。きんど・・それだけで若菜ちゃんは強いショックを受けるとは思えんのよねえ・・」

「はい・・」


 もう美弥にはそれ以上の情報が無い以上、未優に伝えようも無かった。未優は、自分の興味を満たす為に動いている訳では無い。何か分からぬ使命感に迫られるように彼女は動くのであった。

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