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若菜の海  作者: 白木
226/399

接点

 理恵が、若菜との接触時間が少なかったのは事実だし、その頃の若菜の事を十分に見ていなかったとしても、それは仕方が無い部分もある。

 未優は、理恵に思い浮かぶ事が無い事を理解し、睡眠療法による治療を勧めるのであった。理恵は、助言や、色々な事に世話を焼いてくれる未優に感謝をしては居たが、自分の本音を美弥にこぼすのであった。


「ふうん・・確かに、超優秀な弁護士さんですから、そう言う機械的な分析をする所もあるとは思いますが、でも、今回は本当にあちらの好意ですから・・何でも、童話作家である『*ゆう』さんも以前若菜ちゃんと同じようなPTSDになっていたと言う事で、未優さんは自分の妹同然の関係でもあり、色々手助けたそうですから、その感情がダブっている所で、このような提案もしてくれているのでは無いでしょうか?」

「はい・・そうですよね。御免なさい」

「いえいえ・・理恵さんが、若菜ちゃんを大事に思っている事、私も分かりますから」


 少し沈黙があった。


「菊野さんも、それ以上に思ってるでしょうね・・」


*閃きの中で 由香里のペンネーム

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