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若菜の海  作者: 白木
220/399

接点

「めずらしいのう・・未優ちゃん」


 *とりが、未優が滅多に無い事だが、一応取引先関係であるとは言え、熱心に佐伯若菜について調べている事に対して、言葉を掛けた。


「こなん、余り感じる事は無かったんやきんど、何か・・由香里に通じるもんがあったんでな、義兄さん」

「ふうん・・まあ、今では未優ちゃんが不在でも*静寂の杜グループは機能しとるし、弁護士事務所も充実しとるきんの、ちょびっとは心に余裕が出来たんかものう・・」


 沢木 純亡き後、本当に死に物狂いで幹部社員、末端に至るまでやって来た。その中心的役割を担う未優は、尚更だった。そんな精神的、時間的余裕など無かったのだ、実際。


「とにかく、あの娘さんは尋常では無い脅え方しとる。最近では明るうなって、以前のような暗い少女から変貌したと言う事やきんな。まあ、調べて見るわ・・」


 未優が本格的に着手したその調査は、少し驚くものがあった。それはすぐ判明したのだが・・


 前原雄一郎には、前妻と、妾、後妻が居る。

 前妻には、子が居て、妻の苗字にて、須崎栄治と言う。その栄治は、すい臓がんで亡くなっている。その又一人息子が、須崎拓也。母親も須崎が高校一年生の時に亡くなっている。


*とりの名は、閃きの中で 妻鳥道夫=現沢木グループオーナー 未優=三木未優は、沢木グループ創始者沢木 純氏の次女であり副オーナー

*閃きの中で

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