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若菜の海  作者: 白木
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第2部 勃発

 栗源の顔が硬直した。屋鍋がにやにやとしている。これは面白い事になるぞと思っているのである。安藤も同じく・・


「ああ、それがどうしたんだ?」

「そこから、冷凍倉庫の喜美川物流倉庫に、40フィートコンテナ車3台分納入されてますよね?栗源常務、貴方のご担当でしたか?」


 黒田の顔がさっと変わった。


「何と言われます・・私は総務の担当。物流までタッチしておりませんが・・」

「あれ・・意外だなあ・・でも、その管轄会社である安西商事は、貴方がTOPですよね。知らないと言うお答えも納得出来ませんが・・」

「須崎君、何が言いたいんだ?雑談だと言ったじゃないか。今日の議題とずれてるぞ」


 黒田が遮ろうとしたが、


「いえいえ・・黒田社長が雑談の中で、突然私に九州支社をと言われたのと何等変わりません。でも、私の雑談は今日の議題の流通のものですから、雑談と言ってもその質が違うでしょう?ふふふ」

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