表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若菜の海  作者: 白木
190/399

現場

「はは・・当グループも縁故とか、身内とか色々言う者は居りますきんど、外から見るのと中から見るのとは違います。同時に我々は、やはり人を観察し、見抜く力が要求されるんですよね。少し年配の方に生意気を申しましたが・・」

「あはは・いやいや。その通りです。妻鳥オーナー、私の眼は曇っていないつもりです。故*沢木 純氏が残された遺訓や、組織は、ご立派に継承されて、尚且つ、成長戦略を持って、副オーナーや、沢木さんの長女 環さんや、役員達が守ってらっしゃる。何時、我々が呑み込まれるかも知れない危機感を持っておりますから」

「何を仰る・・わはははは」


 又、*KS食研㈱甲斐田会長も健在だった。この加工品には即乗って来た。須崎は、これ以上無い人脈と、既に次期社長と呼ばれる実績を手にしたのである。

 上からだけでは見えない、現場主義・・それを貫く須崎の泥臭いかも知れないが、人との交流は、いつしかライバルを蹴落とし、須崎を知らずのうちに最もTOPに近い男に成長させていたのであった。


*閃きの中で 清治の能力

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ