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若菜の海  作者: 白木
186/399

現場

「ほお・・」


 とりが声を上げた。何より、大日畜産が、競翔家であった事が嬉しかったようだ。大柄同士の会話、その間環が広大な牧場の景色を眺めていた。そこへ全くの偶然であったが、須崎美弥が、訪問して来たのである。


「え・・*沢木グループオーナー夫妻ですか、はじめまして、私㈱REC北海道支社長の家内で、須崎美弥と申します」


 その美弥の所作と話し方で、瞬時に環はこの女性の才能を見抜いた。それは、故沢木 純譲りの人を見抜く才能であった。途端にとりと健太郎は競翔鳩の話に夢中になっていたが、美弥も競翔家だった事を知り、話が弾んだ。


「ええっ!あの小谷さんの姪御さんで、根室競翔連合会で*小谷系の源流を使翔されとられるんですかあ、わははは。これは何かの縁。愉快じゃあ」


 豪快に笑うとりの人柄を、美弥も見切っていた。このオーナーは信用できる。それに、聡明なその家内の環も同様に・・

 イベリコ豚の料理に、何度もとりは絶賛した。


*閃きの中で *白い雲 隻眼の竜

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