表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若菜の海  作者: 白木
126/399

決断

「まあ・・分かると思うよ、そのうちに。須崎君、君は㈱RECをどう変えたい?今の君は、変えれる立場に立ったんだよ。それには、まず北海道支社からだろうし、それにREC食品㈱とは必ずしも敵対する必要も無いと思うがね。だって、子会社である事に変わりは無い訳だし、前々社長婦人は女性だ。馬鹿ボンも少しは大人になったとは言え、そんな事で㈱REC㈱の屋台骨は動かんさ。それより逆手に取る位の器量が無きゃ、屋鍋君にすぐ取って変わられるよ。彼ならやるさ。その位の力量があると黒田社長も、私も見ている。君、負けるなよ、彼には。ははは」


 玉山の突然の解雇が伝わり、北海道支社会議が、黒田社長を招いて開かれた。須崎が支社長になる人事も発表。僅か須崎が根室営業所に飛ばされて1年未満の事である。㈱RECで最も若い部長格となった訳である。それも部長の最上位に立った。


「では・・玉山君の後を須崎君に任せる人事と、屋鍋副支社長人事は了解して貰ったと思う。各営業所長の異動も、若干あったが、ここで須崎支社長の抱負を伺いたい」

「は・・」


 既に前夜黒田社長に、須崎の北海道支社の新体制について企画書が提出され、手直し、打ち合わせは完了していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ