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若菜の海  作者: 白木
117/399

接点

「栄水産の株の半分を、㈱RECを追い出された、REC食品㈱(REC食産㈱から社名変更)が持っとる。裏で栄海産を動かしとるのは、それこそ、お前の憎むべき3代目馬鹿社長の所だよ」

「ええっ!」

「なあ・・秀一。そのREC食品㈱を実質動かしとるのは、前々社長夫人と、会長婦人だ。お前、そんな簡単な話じゃ無いんだぞ?又、組むのか?その孫、息子であるあの前原君成君と」

「いやあ!そんな事なら断る!」

「まあ・・もうちょっと待て。わし等は漁師。自分達のまず足場だからな、今は」

「ああ・・理恵にも話をするよ。あいつも今は感情的になってる。だから、勘弁な、親父。短絡的に考え過ぎてたよ・・若菜の事も俺は言っとく」

「ああ・・」


 しかし、そう簡単な問題では無かった。心の歪みは、どう正論を吐こうが、理解していようが簡単に割り切れる問題では無い。その中でそれぞれ一体何が出来るだろうか、須崎はやはり気になった。

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