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若菜の海  作者: 白木
116/399

接点

「うん・・若菜は、理恵にびくびくしてる・・」

「そうか・・男と女の感情は違うとは言っても、まあ、難しい問題だが、若菜は大事な孫だとわしは思っているんだ」

「そりゃあ、俺だって。けどな、親父、拿捕されてから、理恵はずっと㈱RECに恨みを抱いてる。だから、余計にそうなのかも知れない」

「だがな、秀一。今回お前達を日本に戻らせたのは、㈱RECの雄一郎会長だ。それは、確かにお前達には釈然とせん部分はあろうが、そのケジメをつけたと言う意味で、お前達も承知の事だろうが?」

「ああ・・それには感謝している。けど、それと気持ちは違うさ。それは親父にも分かるだろう?」

「ああ・・分かる」

「ところで栄海産との合併話はどう思ってる?親父は」

「正直悪い話では無い。けどな、秀一。お前の知らん事がある」


 秀一が、佐伯の顔を見上げた。


「え?どう言う事?」

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