↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若菜の海  作者: 白木
PR
114/399

接点

 須崎が、若菜と以前より面識がある事、取引先である事を告げると、幾分警戒心は解いたものの、


「何にしても、娘と貴方とは無関係の事です。どんな話があったんですか?」

「あ・・いえ。良く鳩の事など話してくれますし、学校も行かれて居る様子なので」

「とにかく、義父との仕事上のお話はあるでしょうが、娘と貴方とは関係無い事ですから」

「はい、申し訳御座いません」


 須崎は頭を深々と下げ、その場を後にした。取り付く島も無い・・そんな感じであった。

 一応、菊野にも伝えたが、表情重く、


「若菜・・結構理恵さんに辛くあたられている見たい・・」

「え?」

「分からないでは無いわ。私が母だって言う事も知ってるから、彼女は」

「あの・・前から思ってるんですが、俺自身、彼女にしてあげられる事は何にも無いし、お気持ちは分かっても、立ち入り出来ない領域の事ですから・・」


 菊野も頷いた。


「分かっているわ。けど、あの娘と繋がる接点が何もない私にとっては、佐伯さんにしても息子夫婦の養女で居る以上、孫同然で可愛がってくれてる事が救いなの。須崎さん、貴方の立場も今は大変だと思うし、無理も十分承知してる。だから情報だけくれないかしら?お願い」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。