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1章ー22話‐A「モンスターホワイトの隠された謎」


 ‐魔界 シュン邸


 シュン「…お前が…。モンスターファイブの一人…」


 モンスターホワイト「フォッフォフォ…。お初にお目にかかりますな魔神シュン殿」


 カイ「へぇ、お前があの特戦隊もどきの一人か。よっぼよぼな爺でも勤まるもんだな」


 ホワイト「これは、これは…魔神カイ殿…。ご心配には及ばんのじゃよ。ワシの他のメンバーが優秀なのじゃからな」


 シュン「…シャーカーを誘導したのはお前か?」


 ホワイト「元はブルーは他にいたのじゃがな…ん?」


 ‐と、その時リュウとショウが入ってきた


 ホワイト「魔神ショウ殿。魔神三将が皆さん集まったわけじゃな」


 ショウ「一体、何の用だ?シュン」


 シュン「ショウ…カイ。こいつの話を聞くんだ。リュウはすまんが席を外してくれ」


 リュウ「はっ」


 


 ホワイト「ワシの話を?まぁ、よいじゃろう。どこまで話したかの…あぁ、そうそう。シャーカー君のことじゃったな。彼はもともとはメンバーじゃなかったんじゃが。前のブルー君はワシの作り出した薬が強すぎて…元々耐えられる能力の持ち主じゃなかったんじゃろうな。その時に出会ったのはお主が能力を与え分けたシャーカー君だったわけじゃ」


 シュン「なぜ、シャーカーを?」


 ホワイト「ただ、単純にモンスターファイブに必要だったからじゃよ」


 ショウ「何のために?薬があればどのモンスターでも大丈夫なはずだろう?」


 ホワイト「残念ながら5つしか作ってなかったのでな」


 カイ「5つ…?」


 シュン「その薬はお前が作ったのか…」


 ホワイト「…その辺の事はお主たちもよく知ってる通りじゃよ」


 ショウ「ま、まさか。お前」


 カイ「…ウソ…だろう?」


 ホワイト「嘘だとおぬしらにも好都合なんじゃがのぅ…」


 シュン「…ってことは」


 ホワイト「おっと、その話をするのはおしまいじゃよ」


 カイ「なんだと?」


 ホワイト「残念じゃがタイムオーバーじゃ」


 ショウ「に、逃がすか!」


 ホワイト「無駄じゃ」


 ‐ホワイトは霧に包まれ消えた


 シュン「…な、やはり…」


 カイ「エヴォルに伝えておいた方がいいかもな」


 ショウ「まさか、ここまで来てとんだ邪魔が入るとは」


 シュン「リュウ!」


 リュウ「はっ!」


 シュン「ミク、クロ、ロミを呼べ」


 リュウ「は、ただいま」


 ショウ「何をするつもりだ?」


 シュン「…モンスターホワイトの見張り…モンスターファイブの張り込み…」


 ショウ「それだったら、シュン…お前の方がいいんじゃないのか?」


 シュン「俺だって…やることがあるんだよ」


 リュウ「お待たせしました」


 シュン「ミク、クロ、ロン…お前たちに任務がある…女スパイ三人衆のお前たちにな」


 ミク「ありがとうございます、シュン様」


 クロ「それで…任務とは…?」


 シュン「…………」


 ロミ「…了解しました」


 ショウ「シュン、それ本当か?」


 シュン「あいつの話だと、そんな感じがしてもおかしくはないだろう」


 ショウ「そうだな…」


 ミク「じゃ、クロ、ロミ私につかまって」


 シュン「お、おい!ミク!」


 ミク「はい?」


 シュン「お前の能力で移動するつもりなら外でやれ!」


 ショウ「何度台風並みの風でシュンの家が壊されたか…な」


 シュン「外でやれよ?」


 ミク「わ、わかりましたー!じゃ、行きましょう」


 クロ、ロン「はーい」


 リュウ「ミクたちには弱いですね…」


 ショウ「確かに」


 シュン「う、うるさい…ほら、仕事に戻るぞ」


 

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