1章ー14話「恐怖の5人組」
‐海底洞窟 ダイヤの間
アイリス「凄かったです!ラッシュさんが魔法を使えるなんて!」
ラッシュ「でも、まだ小魔法だしね」
ゴイル「まだ、それくらいで十分だぞ!これからきっと強い魔法を使えるだろうさ」
ラッシュ「…そうだといいけどね」
アイリス「ダイヤの間にもボスがいるの…?」
ゴイル「きっと…ゴーレムさんのようなボスがここにいるはずだぜ」
ラッシュ「鉄壁の身体とか…持ってるのかな」
???「オーッホッホッホ…それはどうかしら?」
ラッシュ「だ、誰だ!」
???「まっ!かわいい坊や!」
ラッシュ「…な、なんなんだ?」
???「いいわ、可愛い坊やに教えてあげるわ」
ラッシュ「くっ!」
???「私はモンスターファイブの一人。モンスターイエローよん!」
ゴイル「モンスター…ファイブ…?」
イエロー「魔神様に魂を売り最強の知能を手に入れた…私の親分が作り出した薬…ミラクルドラックを投与して私たちは知能と能力を手に入れたのよん」
ラッシュ「上級魔物なのか…?」
イエロー「残念ながら…私は下級魔物だったわ。でも、親分…Dr.ベルモート様がねェ~」
ゴイル「ベ…ベルモート…?魔神に殺されたんじゃ…?」
イエロー「まっ!不謹慎なモンスターね。いいわ、教えてあげるわ。モンスターファイブは私を含めて5匹。この大陸各地に散らばって人間の町の情報を集めているわ~」
ラッシュ「な、何のために!」
イエロー「残念ながら、あまり教えれないわ。かわいい坊やの為にもね」
ラッシュ「…っ」
イエロー「オーッホッホホ。なかなか思しそうな坊や。今度戦う時を楽しみにしてるわ」
ラッシュ「ま、待て!」
‐海底洞窟 ハートの間
ミレンス「…この気力は…Dr.ベルモートの…しかしあいつは裏切って…」
ショウ「…魔神に魂を売ったあのバカな博士…ですか」
ミレンス「あいつが何の用でしょう。ラッシュと接触していたようです」
ショウ「変な真似はしないといいのですが…シュンに一応言っておこう」
ミレンス「…ダイヤの間…さて、あいつらはボスを倒せるかしら」