1章ー13話「鉄壁の構え!ボス・ゴーレム。攻略は魔力を使え?」
‐海底洞窟 スペードの間
ラッシュ「じゃ、ゴイル…いくよ!」
ゴイル「おう!」
‐ラッシュの攻撃…ダメージを与えられない!
ラッシュ「な…なんだって!?攻撃が効かない…」
ゴーレム「バカめ…。我の鉄壁の体に軟い攻撃は貫通しない」
ゴイル「…攻撃が効かない…か。さすがはゴーレムさん」
ゴーレム「…今のうちだぞ?ボウズ。我の拳で一捻りする前に帰るがいい」
ラッシュ「…クッ」
ゴーレム「我は優しい…勝てぬ相手にむやみに攻撃は加えぬ」
ゴイル「打撃攻撃が効かないか…」
ゴーレム「…言っただろう?我は鉄壁な体」
ラッシュ「どうすることもできん…のか…」
ゴイル「…打撃攻撃が効かないなら…魔法で攻めるんだ!」
ゴーレム「…!」
‐ゴイルのギラ…ゴーレムに18のダメージ
ゴーレム「…!!!」
ラッシュ「お!効いてる!さすが、ゴイル!」
ゴーレム「…小魔法は使えるのか。下級魔物め…」
ラッシュ「でも、僕、魔法使えないよ…」
ゴイル「なら、俺が教えるよ」
ゴーレム「…さすがに…我の怒りが…募って来たな…」
ゴイル「体中の神経を集中させて…魔力を高めることが大事だ」
ラッシュ「魔力…?」
ゴーレム「いいだろう。少し時間をやろう。貴様の魔法の強さとやらを見せてもらおう…!」
‐ゴーレムは力を溜めている
ラッシュ「精神を集中…」
‐ラッシュは精神統一している!
ゴイル「まずは魔力を溜めるんだ…その間の攻撃は任せておけ」
‐ゴイルのギラ・・・20のダメージ
ゴーレム「クック…なかなか…痛いものだな。」
‐ゴーレムは力を溜めている。
ラッシュ「…なんか体中に力が…なんだろう」
ゴイル「このまま魔力を一気に手に込めるんだ!」
ラッシュ「魔力を一か所にって事…?」
ゴイル「そうだ」
ラッシュ「わかった」
‐ラッシュはギラを唱えた…しかし不発だった
ゴイル「…まだまだだな!」
ラッシュ「力を溜めなきゃ」
‐ゴイルのギラ…魔力が暴走した!…32のダメージ
ゴーレム「フグッ…」
ラッシュ「あと一息だね?」
ゴーレム「そうか…ならば、そろそろ潰しにかかるか」
ゴイル「ラッシュ、最後かもしれない…魔力を一気に射出するんだ」
ラッシュ「…で、でも!」
ゴイル「早く!一か八かだ…!」
ゴーレム「うおぉぉぉぉぉぉ」
‐ゴーレムの一拳入魂
ラッシュ「うわぁぁぁぁぁ!!!」
‐ラッシュのギラ…
ラッシュの魔力は一気にゴーレムに射出された!
…41のダメージ!!!
ゴーレム「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…我の負けだ…」
ゴイル「よくやった!ラッシュ!小魔法なら完璧にこなせるんじゃないか?」
ラッシュ「ありがとう…ゴイル…でも疲れちゃった」
ゴーレム「…なかなかだ…な」
ゴイル「ゴーレムさん」
ゴーレム「我の負けだ。そうだな…スペードの鍵を渡さないとな」
ラッシュ「ありがとう!」
ゴーレム「残り二つ…ある。ほかの奴も強いからな気をつけろ」
ゴイル「ありがとうございます!ゆっくり休んでください」
ゴーレム「ありがとな」