1章ー7話「迷路海底洞窟…怪盗コーヴァスの謎?」
‐海底洞窟
アイリス「実は…ここはコーヴァスの民しか入れないようになってるんです」
ラッシュ「それは…なんで?」
アイリス「今最近では、魔物が住んでるから立ち入り禁止…となっていますが。以前はここの奥地にある怪盗が財宝を隠していた…とされています」
ゴイル「財宝…?」
アイリス「今から30年ほど前…コーヴァス生まれの怪盗…怪盗コーヴァスがリアハン大陸で財宝を盗んでいたと…言われています。各地で「ハートのA」が発見されていたといいます」
ラッシュ「ハートのA…」
アイリス「それで、この洞窟実はすごい複雑で迷路のような構造なんです」
ゴイル「財宝を隠すのにはいい場所か」
アイリス「…よって魔物が潜むのにもいい場所というわけです」
ラッシュ「この洞窟の奥地には今も財宝が?」
アイリス「…あるといった人がいますが…それをとろうとして何人も死んでいます」
ゴイル「…なんだって」
アイリス「一度大盗賊ゼ・ゾドボールを含めた6人の盗賊がアジトを作って財宝を狙ったけど…子分4人と共に死んでるんです」
ラッシュ「…あれ、あと1人は…?」
アイリス「それが…ゼ・ゾドボールの一人息子である盗賊ギヴァが未だに行方不明です」
ラッシュ「…」
アイリス「迷路の攻略法は怪盗コーヴァスのトランプ…そして大盗賊ゼ・ゾドボールのトラップ…盗賊ギヴァの…」
ラッシュ「ミレンス達が町長を連れて行った理由は…」
アイリス「町長のみが知る最後の仕掛けを開けるためだと思う」
ゴイル「財宝が魔物たちの手に?」
アイリス「それと…港町コーヴァスの地下渓谷に続く扉の鍵が開かれる」
ラッシュ「地下渓谷…」
アイリス「この町には秘密がたくさんあるの…」
ラッシュ「早く町長を助けないと…!」
???「クックック…」