表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ころころ物語

作者: ペン

どうも、皆のアイドル羽嶋英明だ。今朝の俺は気分が悪い。いや、体調が悪いんではない。目覚まし時計のアラームが鳴る三分前にある人物の雑音で起こされたから。皆もそんな経験ないか?たった三分っていうけどかなり悔しいって気持ち持ったことあるだろ?そんなわけでその朝はちょうど45分前に上る。



『ころころ物語』


・・・「わぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

うおっ!いきなり大声が耳の中を駆け巡った俺は無意識的に声のしたほう、台所へ走った。

「どうした!?姉貴!・・・ってあれ?なんにも起きてないんじゃ?」

「おっ、起きたか。おはよー、いやさっき昨日録画してた番組見ながら飯作ろうとしたらフライパンとなべ間違えてな☆」

・・・なんだろう。急にやり場のない怒りと姉貴に殺意が一瞬わいた。とりあえず・・・

「そんなことで叫ぶなぁぁぁぁぁ!!」


~っとまぁこんな調子で今の俺になる訳だ。喧嘩して~負けて~とりあえずそのへんを歩く俺。・・・情けねぇ。よし、気晴らしに立ち読みでもするか、本屋いこう。

「・・ぃ」

ん?今なんか聞こえたな。

「おはよう!」っと元気な声と同時に後ろから飛び蹴り。いってぇ・・・

「あぁ、。結婚しよう」

「・・・」

ぐはっ・・・返事の代わりに右ストレートが・・・決まったぁ。この元気な声の持ち主は浅田美香。幼馴染で同級生で同じ学校で同じクラス。運命だろ?

「ったく・・・ふざけたこといってない!それよりなんでここにいるんだ?珍しいな」

かくかくしかじか・・・とりあえず今朝のことを説明してみると・・・鼻で笑われた。

ひでぇ・・・マジでひでぇ・・・心にロンギヌスの槍おもいっきり刺さった。俺のA・Tフィールドがぁ・・・

「そんな風にわらうなよ。お前だってそういう事あるだろ?」

「あるよ」

「ほら」

「でもお前だから☆」

「だよなー俺だもんなーって違うだろ!そこ話が違うよね!」

「そうか、ヱ〇ンゲリオンのはなしか?」

「ちがう」

「ドラ〇もん?」

「ちがう」

「PCについて」

「・・・もういいわ。じゃ俺帰るから。またな」

「はーい」

・・・あれ?本屋行くんじゃなかったか俺?もういいか。なんかすごく疲れた。帰るか・・・

~~~

「ただいま~ってあれ?姉貴いないのか」

ということは今この家は俺一人。言い換えれば俺の天下。俺だけの空間。やべ、ナンカテンションアガッテキタヨー!!

さっそくPCを付ける。そっこうでニコ動に行く。そこでいろんな動画を見る・・・ってこれじゃいつもと変わらんじゃないか!いかんいかん。今日この時間は珍しいことでもしよう。ってことで普段しないことを紙に書いた。


・勉強

・宿題

・早起き

・懺悔

・告白

・アニメを一日50話見る。

・本を読む


悲しいよぉ。なんか自分かダメ人間みたいだよぉ。反省でもするか・・・

それから33分と33秒。俺はなんとか反省しようとした。そして結論が・・・

「ない」

俺に反省点なんて天体宇宙望遠鏡使ってもみえねーよ。とにかくうざいと思ったか?それが俺だ☆

その結論を出した時、インターフォンが鳴った。ピンポーンと。

「はーい」

「やっほー!元気か?生きてるか?なんだ、顔が生ごみみたいだぞ!もっとしっかりしろー☆」

「こんにちは、暇だったから来てみました」

来たー!一人じゃなくなった!このやたらパワフルな声は友達の雄介。そしてもう一人が後輩の賢。二人とも俺と同じ部活のメンバー。

ちなみに部活は卓球部。

「おぉ!よくきたな!まぁあがってくれ」

「ところで紗江さんいるか?」

紗江というのは姉貴のこと。

「いない」

「そんな・・・帰りたくなったぜ」

「帰るな」

「あの・・・お茶とお菓子はまだですか?先輩」

「へ?」

「いやせっかく友人二人がわざわざ来てるんですよ」

「だから?」

「お菓子は?」

「ない」

「雄介先輩、帰りましょう」

うわ。マジで帰ろうとしてるよ。ダメだよ。これじゃつまんないよ。仕方ない。暇つぶしのために・・・

「わかった」

「ちょっとまて!わかったお菓子は出す。そして姉貴の写真もやる。だからもう少し暇つぶしの原料になってくれ」

「わかったゼ☆」「わかりました」

ふぅ・・・あ、そういやなんでここに来たんだろう?俺の家でなくともいいのに。そうか、俺って人気あるんだ。ふふふ・・・そうかそうか。でもきずかないふりして聞いてみるか・・・

「そういやなんでここに来たんだ?」

「紗江さんに会うために決まってるだろ」

「お菓子を食べたいな~と思って」

・・・・・・・・・・・・

ワーイ。ダレモオレノコトハドウデモヨカッタンダー☆ワーイワーイ。

「うん☆じゃあ用事はすんだな。よし♪帰れ」

「ちょっ。まだ残って・・・」

「まだ会ってないゼ・・・」

「いいから帰れ♪」

「言葉に♪があってない!」

・・・やっと帰った。帰るなといったのは俺だが矛盾バンザイ。これでやっとゆっくりできると思ってたけど・・・

帰ってきた姉貴にボッコボコにされたのはいうまでもない。


・・・ころころシタカッタナー。




初めての投稿になりました。かなり雑な感じでおわってしまいけっこう悔しいところがあります。皆さんの意見も聞いてみたいと思いつつ。自分の価値観を捨てず。次はまた違うキャラ視点で書いてみたいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ