99 記録会まで後10日
8月20日
夏休み後半の部活動再開。
ってやっぱり陸上部男子は来ない。
これで良いのか?陸上部。
と思ったけどまともに夏練してるのって野球部だけだった。
野球部はレギュラークラスがシート打撃してる。
けど、申し訳ないがあの一年生が投げるなら強豪高校のバッティングピッチャーの方が打ちづらそう
少し離れて見てても素直なフォームで素直な速球を打ち頃の速さで投げているのが分かる。
僕が野球部を観ているのに気づいて山崎がこちらに来る。
「どう思う?あのピッチャー。」
「申し訳ないが最高のバッティングピッチャーじゃね?」
「やっぱりお前もそう思う?」
「素直なフォームから打ち頃の素直な速球だからな。 他にいないの?」
「てか3年生抜けた後に主力4人が抜けたら田舎の高校はこんなもんだろ。」
「確かになぁ。 ところでお前は投げる気ないの?」
「はぁ? 俺? ないない。 マウンドに立ったこともないし。」
「僕はたまにファーストに入ってたじゃん。 受けるの1番怖いのはお前の下からの送球だったよ。 伸び上がるかと思うと最後にシュートしたりシンカーになったりしてたから。」
「シュート回転してるのは気づいてたから気持ちライトよりに投げてたけど。 それと投手っ話し違うだろ?」
「まぁ動きの中で投げるのとマウンドでいちから投げるのは違うかもだけど試す価値有りそうだけどな。 正直あの軌道の投手が投げていると打席に立ちたくない。」
「誰も投手がいなくなってら考えるよ。 足りないのは投手だけじゃないけどな。」
「キャッチャーは千田だろ? センターは澤田だとしてセカンドは?」
「一年生から選ぶしかないけど。 セカンドと言えば俺たちが小学生の時にお前のチームに足の速い打撃もしつこいセカンドいたじゃん。 あいつどこに行ったんだよ。 高校野球なら理想の2番セカンドだろ。」
「はっ? お前マジで言ってんの?」
「小学生の時に同じチームならお前知ってるだろ? このへんの中学と試合した時も見ないからどうしてのかな?と思って。」
「マジか・・・ お前が言ってるのは周りよりに少し小柄で俊足でパワーはないけど流し打ちが得意なのにランナーがいたら小学生のクセに進塁打打ってた左打者だろ?」
「そうそう。 線が細かったから強豪校には行かないだろうから中学や高校で一緒に野球出来ねーかな?と思ってたんだ。」
「あー あの頃の佐季は日焼けして周りの男と普通に接してたからな。」
「佐季? えっ? あれ島井佐季子? お前の彼女?」
「ああっ 今度 佐季に山崎が小学生の頃の佐季を男だと思ってたって言ってやろ。」
「いやいや 勘弁してくれ。 学校のヒロインを男だと思ってたとかファンクラブに石投げられる。」
「いいんじゃねー。 多分あの頃は佐季も自分が男か女とか気にしてなかったし。」
「それでもマズいだろう。 やっぱりこれは秘密で。」
「分かったよ。 でも良いセカンドだと思ってたは言っても良いだろ? 佐季も喜ぶだろうし。」
「それは良いけど。 男だと思ってたのは絶対言うなよ。」
「分かった。 分かった。 で家庭教師の件どうする。 一度うちに来るか?」
「そうだな。 一度ご両親にも美礼ちゃんにも挨拶文しないとだろ?」
「まあな。 今週木曜日とかでも良いか?」
「8時からだろ? いつでも構わんぞ。」
「あっ ひとつだけ言っとく。 美礼に手を出しても良いけど貧乳に失礼なほど貧乳だぞ。」
「うるせー。 中学生に手を出すほど飢えてねーよ。」
「えっ? 少し前は美礼紹介しろって言ってたような。」
「それは・・・ 昔の話だ。」
「へー 美礼は山崎覚えてたけどな。」
「へん。 そんなことじゃ騒がないよ。 日で決まったら教えてくれ。」
「ああ それとお前と美礼をふたりきりにはしないから心配するな。」
「分かったよ。 うるせーな。 じゃあ俺は練習に戻る。」
って美礼に覚えられてるって話ししてから足取り軽いだろ?
わかりやすいヤツ。
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