81 プールdeデート
土曜日だー。
佐季とプール。
それも初デートの遊園地のとなりのプール。
楽しみしかない。
それもあの水着ですよあの水着。
胸がはみ出しそうだったビキニ!!!
ではなく イメージとしてはセーラー服何だけど、肩がチラ見せのトップスの丈は短め、下もベリーショートのスカートみたいな。
でマリンブルーのラインとリボンにフリルでかわいさアップ。
ってなぜあの体型の佐季が体型カバーにしたのかは疑問だけどめちゃめちゃかわいい。
僕は?
えっとおとなし目の紺にグリーンの縁取りのサーフパンツです。
って僕の説明必要?
「私プール来たの初めて。」
「僕もプライベートでプールは初めて。」
「やっぱり隼平は良い肩周りしてるよね。」
「てかその水着かわいいね。」
「水着がかわいいの?」
「かわいい水着を着てる佐季がめちゃめちゃかわいい。」
「よく出来ました。」
「ひとつ聞いて良い? そのスタイルでなぜに体型カバー水着?」
「体型カバーってよりここのプールはウオータースライダーあるじゃん。 滑るじゃん。 ズレたら事件だから。」
「納得。」
「でもこの水着本当にかわいいよね。 夏なら部屋着でも着たい。」
「こんな部屋着着てられたら佐季のインターハイとか言ってられなくなるかも。」
「お巡りさ〜ん 犯罪予備軍ですよ〜。」
「好きな子を抱き締めたくなるのは犯罪じゃないから。」
「そんなことをさらっと言うのが詐欺師の素養あるかも。」
「失礼な。」
「今日は早いうちから来たし混まないうちにスライダーに行こうよ。」
「そだね。 ってあれ?佐季って水泳だけは苦手じゃなかった?」
「はい 泳げません。 ここは足届くし騎士が一緒だから大丈夫なハズ。 放り出されても助けてくれるでしょ?」
「もちろんですともお姫様。」
僕達はウオータースライダーの上まで上った。
「結構高いね。」
「うん ちょっとなめてた。」
「これを一気に滑るとかひとつ間違えば拷問。」
僕は佐季と密着出来るならどこまでも行くけどね。
人が少ないので直ぐに順番が来た。
小さなゴムボートに乗って下りるらしい。
ってこのボート小さすぎない?密着というより一体になるだろ?
「前? 後?」
「これは私は後ろで。」
「了解。」
ゴムボートの前にストッパーがある状態でボーートに乗り込む。
結構くっついてるつもりだけど担当のおにーさんにもっとくっついてと言われた。
僕の神経は背中に集中するんだけど。
バーが下りてゴムボートが滑り出す。と思ったら一気の加速。
ジェットコースターとかより滑り抵抗少ないからの加速が良いのか?
大きなカーブを曲がると「キャー」と言いながら佐季が抱きついて来た。
僕の背中に心地よい弾力。
って堪能する時間なくプールに放り出された。
「キャー キャー 隼平!!!」
佐季の周りにものスゴい水しぶき。
ぴょっとして溺れてる?
慌てて佐季の元に泳いでいった。
ってここ足つくよね?
泳げないとパニクるのか?
「はいはい。 落ち着いて。」
「隼平 隼平。」
あっ 溺れてる人を助けに行って溺れるってことが分かる気がした。
スゴい力で腕をつかまれてプールに引き込まれそうになる。
「佐季 佐季 足付くから。 落ち着いて。」
佐季は固まって動きを止めた。
足が付いたんだろう。
真っ赤な顔で笑ったと思ったらプールに沈んで行った。
いちいちリアクションがかわいい。
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