表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/162

 74 山井達の悪事発覚か?


佐季とふたりで寝た翌朝、僕は佐季を起こさないように起きた。

今朝はランニング中止。

僕がいない時に佐季が起きて驚いちゃいけないから。


愛生お姉ちんの部屋にお米と炊飯器有ったので昨夜のうちにお米は研いで炊いていた。


昨日残したオクラと豆腐とワカメ入り味噌汁を作る。

これまた残したニラを電子レンジで少しチンして卵焼きを焼く。

後はシャケを焼いてこれまた残したもやしを茹でごまドレで和えた和え物。

こんなもんか。


しかし気持ち良さげに寝てるな、佐季。

この寝顔を見てると幸せになる。

でももう起こさないと帰り着くのはお昼とかに成っちゃうし。

「佐季〜。 朝ごはん出来てるから起きて〜。」

「う〜ん。 もう少し。 えっ? えっ? あれ? あっ・・・ おはよう隼平。」

「はい。 おはよう佐季。」

僕は佐季のほほにキスをした。

「え〜っ。 唇でが良いし。」

と佐季は僕にキスをした。

その時ガチャガチャとかに玄関の鍵の音がした。


ドアが勢い良く開くと

「ただいま〜。 気の利くお姉ちゃんですよ〜。」

お姉さんの声がした。

「愛ねー 何してたのよ?」

「何ってあなた達とは同じこと。」

「私達はしていません。」

「えっ? 未来の平和と繁栄のための議論をしてたのよ。 あなた達はしないの?」

久し振りだから忘れてたけどお姉さんはこんなつかみどころのない人だった。


「泊まらせてもらいました、お姉さん。」

「まだお前にお姉さんと呼ばれるいわれはない! なんちゃって。」

お姉さんのペースに巻き込まれてるなぁ。


「あっ 朝ごはんいかがですか?」

「二日酔いだからお味噌汁だけ。 ってお味噌汁ある?」

「オクラと豆腐とワカメですが大丈夫ですか?」

「オクラのネバネバパワー。 なんに使うんだか。」

「もー 愛ねー飛ばしすぎ。」

「昨日の隼平君よりとばしてないかと。」

この人は漫才師か?


「そうそう 佐季達は東城高校だよね?」

「そうだよ。」

「今の野球部に山井とか黒田とか言う子いる?」

僕と佐季は顔を見合わせた。

「あっ いるんだ。 昨日の合コンに山井と黒田ってのがいてさ。」

「そのふたりが僕をやめさせた連中の中心です。」

「なんか俺等の弟達が野球部の中心で一年生は何でも弟達の言うことを聞くとかなんとか。 スゲーくだらない自慢して聞く気もなかったけど、東城高校と言ってたから飲ませておだてて聞いてやったのよね。」

「そうだったんですか。」

「そしたらちょっとプロのスカウトに声かけられたノーコンピッチャーがいたけど辞めさせて俺の弟がエースとか一年生から金集めてるから飲みたくなったら誘って、オゴるよとか気持ち悪いこと言ってたんだよね。」

「あいつら一年生にたかってたのか!

そう言えば一年生はやたらとビクビクしてたし僕と話そうともしなかった。

そう言うことか。」

「そう言うことみたいね、愛しの弟の隼平君。」

「まだ愛ねーの弟じゃないし、愛しくなくて良いから。 でもお手柄だね。」

「私は東城高じゃなくて三和女だったから私のこと知らなくて色々話してたよ。」

「自慢にならない弟の自慢。 他に話題はないんか!!!」

「てか、何でそんな合コンでこんな時間まで?」

「愛しの隼平君と佐季が来るって言ってたから隠しカメラセットしてお部屋を貸したらどうなるかなって。 女友達と女子会してたのよ。」

「隠しカメラ???」

いやいや、さすがにそれは冗談だろうからあんまり反応すると益々お姉さんのペースかと。


「でもゴミ箱がティッシュの山じゃないから何ごともなかったみたいね。 って君達は中学生か!」

「私がインターハイ目指してるから隼平が大切にしてくれてるだけだから!」

いや、それも言っちゃうのか?佐季。


「これはこれは結構なご関係で。 朝ごはんいらないけどごちそうさまでした。」

「むむむっ」

えっ?マンガ以外でむむむって言う人初めて見たんだけど。

てか山井達の話し、僕を辞めさせるのは良いとして一年生に何してるんだよ。

野球部に残ってる土田に聞いて注意しとかないと。

監督と顧問の先生にも言うか?

まだ一年生の話を聞いてからか。


「もう良い。 愛ねーおいて美味しいご飯食べよう、隼平。」

「やらせないのにご飯作らせるとかバブル時の肩パッドねーちゃんやな。」

本当にこの人芸人になれば?

おっぱい大きいしきれいだし人気出そう。

でも直ぐに飲み会とか男関係で文春砲食らいそうだけど。


「ご飯あまりそうなんでシャケおむすびにしときますか? 」

「隼平君 シャケのベーベーはいくらちゃん。」

参りました、優秀な探偵さま。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ