64 接近危険
雑念と煩悩を振り払うように僕はやり投げのフォームを見ながら動作の確認をしていた
「あー 良いお湯でした。
隼平も入ったら? 私の成分たっぷりだよ。」
こいつは何を言っているんだと思っていると後から佐季は抱きついてきた。
「だから距離感ヤバいんだって。」
と佐季の方を向くと佐季はバスタオルを体に巻いていた。
「ちょっ ちょっ なんて格好なん。
早く服着て 着て。」
「何だよ。 隼平は真面目だなぁ。
はいはい 着替えてきます。
何なら見にくる?」
やっぱり佐季は小悪魔?
いや めちゃめちゃかわいいんだけど、今はまだ・・・
「そう言えばお姉さんから連絡は?」
「まだライン未読 盛り上がってるのか誰かと抜け出したのか?
あっお茶買ったっけ?」
「忘れてたな。 この冷蔵庫の麦茶は?
君子危うきに近寄らずだなぁ。」
「大げさだな、隼平。」
と言った佐季に視線を向けるとエメラルドグリーンの長めのキャミソールしか着ていなかった。
その姿にびっくりした僕は
「お茶買って来ようか?」
と言った。
「お水飲むから良いよ。」
と言いながら佐季がこちらに近づいてきた。
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