60 主夫ズキッチン
愛生お姉ちゃんのアパートに着いた。
チャイムを鳴らすが愛生お姉ちゃんはいないようだ。
佐季は合鍵を取り出し鍵を開けると部屋に入り、僕も続けて入った。
女性の部屋らしい甘い香りがした。
って実際は女性の部屋に入ったことないから想像だけど。
「もうこんなに散らかして。」
佐季は怒りながらテーブルの上を片付けた。
「お腹空いたでしょ?先に食べとこうよ。」
「分かった。そしたら私はお風呂準備するね。」
ふたり切りの部屋でお風呂の準備とか
おさまれ 僕の煩悩
僕は大きめのフライパンでお湯を沸かす。
大和芋の皮を剥くとビニール袋に入れ手で潰す
「冷蔵庫開けるよ。」
と言うとお風呂から
「良いよ。 何も入って無いかもだけど。」
と佐季の返事が聞こえた。
僕は梅干しを一粒取り出すと包丁で叩く。
お湯が沸いたら冷や麦を茹でる。
茹で時間が1分を切ったら板ずりしたオクラも同時に茹でる。
茹で上がると麺とオクラをザルに取り、軽く洗ったフライパンに麻婆豆腐の素と水を投入。
煮立つ間にクッキングシートを敷いたまな板でオクラを切って大和芋の入ってる袋に叩いた梅干しと一緒に入れ混ぜる。
豆腐は冷奴にして上にかいわれを。
麻婆豆腐の素が煮立ったら
「もう直ぐ出来るよ〜。」
と佐季を呼んだ。
「はいはい。」
佐季は返事をすると
「何が出来てるのかな?」
と後から抱きついてきた。
背中に当たるから。
ふたり切りの部屋の中なんだからもう少し控えてくれないと僕の理性がヤバいんですが。
評価ブクマありがとうございます。
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