57 昼休憩で
午前中の解析が終わり佐季と近藤さんと食事をした。
やはりこの大学の学食も素晴らしい。
リーズナブルな価格でおしゃれなランチ。
「隼平はよく丸山先生の連絡先知ってたね。」
驚いたように佐季が言った。
「えっ知らないよ。」
「えっ電話かけてたじゃん。」
「あれか〜 あまりに新津教授が佐季に近いから牽制の意味で電話したフリを。」
「電話したフリ? バレたらどうするつもりだったの?」
「いや 佐季がイヤそうだったし。 でも僕が注意するのはなんだかと思って電話のフリを。 ダメだった?」
「私も近いな ちょっとなと思ってたから助かった。
てかそれってヤキモチ? ん? ん?」
佐季は放し終わるとウインクをした。
「ヤキモチと言うかなんかモヤモヤしたと言うか。」
僕は返事をした。
「なんかすいません。」
近藤さんが申し訳無さそうに言った。
「新津教授 かわいい女子の解析だと暴走するんですよね。
今日はふたりでみえてるから安心してたんですがやっぱりと言うかなんと言うか。」
続けて話した。
「そうだったんてすか。」
僕と佐季がハモった。
「最近は選手の競技と国内トップクラスの映像を比較するソフトを作ったので教授いなくてもよいんですが、お相手の方は教授の解析をありがたがるので。」
近藤さんは頭を下げながら言った。
続けて
「しかしおふたりは仲が良いんですね。」
近藤さんは笑って言った。
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