41 セカンドデートの約束
部活は午前中で終わった帰り道。
「隼平のアドバイスで高跳びの記録伸びそう。ありがと。
あっ物理的にどーのこーのは要らないから。」
「素人の疑問ってなやつかな?
って野球部でも気づいたこと言うようにしてたから。
自分のノーコンには気づいてもアドバイス出来なかったけど。」
「球のコントロールは悪いけど女性の好みは正確なので許す。」
「えっ?それ言っちゃうの?」
「えっ?彼女選びもノーコンだったの?」
「そんな訳ないし。」
嬉しそうに口笛を吹きながら歩く佐季。
あんまり音は出てないけど。
口笛吹いてる時ってキスの顔に見えて照れる。
「そうそう。金曜日に丸山先生の紹介で動作解析の先生のところに行くでしょ?
その時の服どうする?制服?」
佐季が聞いてきた。
「あっ考えてなかった。制服?
なんかね。っても後はデニムしかない。」
「私も私服はショートパンツかデニム。
スカートはヒザ上だから今回は違う気がする。」
「明日部活終わったら買いに行く?」
「一度帰るのもあれだから部活終わったらそのまま行こうか?
ってことは着替えいるじゃん。
帰って着替えて私のうちの前に集合?」
「決まりだね。てか明日の服にも悩む。」
「隼平はTシャツにデニム似合ってたよ。
私はどうしよう?
生足見たい?隼平。」
「いや、部活で見てるし。
でもスカートの佐季もかわいいだろうな。」
「またそんなこと言う。ほめすぎだって。」
「ほんと ほんと。
佐季のとなりが僕で良いのか心配になるんだから。」
「それは私もだよ。隼平かっこよいし。」
そこで照れるとか反則じゃね?佐季。
一応ふたりとも制服なので手をつなぐだけで我慢、我慢。
傍から聞いたら単なるノロケ。
あ〜僕にこんな青春がくるとは。
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