38 ファンクラブ結成の要因は佐季の天然?
そうこうしてると着替えた佐季が出てきた。
「野球部の退部と陸上部の入部うまくいった?」
ファンクラブの女子を押しのけるように僕の前に立って瞳をキラキラさせていた。
「野球部の顧問の先生には本当に良いのか?と言われたけど辞めさせてもらった。」
僕が言うと佐季は嬉しそうにウンウンとうなずいた。
「あれ?どうした1年生。
この人は新しい陸上部員だよ。
えっと?この場合はどちらが先輩になるんだろ?」
不思議がるところはそこか?佐季。
てかファンクラブメンバーなんだから気づいて上げろよ。
「僕が後から入ったらから後輩だろ。
何なら焼きそばパン買って来ましょうか?先輩方。」
僕がふざけると
「今は真面目な話し中。」
僕の腕にグーパンしながらほほを膨らませた佐季が言った。
「いえ。
学年が上だから先輩が先輩ですよ。
よろしくお願いいたします。」
「お願いいたします。」
リーダー格の女子が言ったら周りの女子も言った。
「私の名前は丸山花奈です。
佐季子先輩のことよろしくお願いいたします。
良い先輩で気を使ってくれるんですが、練習し過ぎることと少し天然なのが心配でして。
だからみんなで守ろうとファンクラブを作ってました。」
と丸山さんが言った。
先輩として、キャプテンとして頑張ってても天然ってバレてるとか。
やっぱり佐季かわいい。
評価ブクマありがとうございます。




