34 ミッションコンプリート?
「あんまり人の家の前に立ってると不審者として通報しちゃうぞ。」
佐季からのラインで我に戻った。
いやいや、誰に見られるかわからないところでのキスって反則じゃね?と思ってただけだし。
とは返信出来ねもんな。
「今から帰るし。
あっお帰り、佐季。」
そっけない返信を打ちながら自宅へ向う。
「なんだかお帰りのタイミング違うよね?
でもただいま、隼平。」
「僕も帰り着いた。
あっ晩ごはん要らないと言ったのに焼そばとかたこ焼きとかしか食べてないじゃん。
佐季はお腹空いてない?」
僕は麦茶を持って部屋に戻ると部屋着に着替えてベッドに座った。
「食べてないね。
でも胸いっぱいでは入らないや。」
「確かに。おかずあるよと言われたけど僕も麦茶しか入りそうにない。」
「隼平のほっぺにキスしてされちゃったし。」
「あの帰り際のキスは反則じゃね?」
「イヤだった?」
「全然。 てか嬉しかったけど不意打ち過ぎた。」
「なら良かった。」
「えっ京都は悪かったの?」
「奈良が良いから京都は悪いってこと?
少し考えた。
つまんないかも。」
「昔からならが良いなら京都は悪いって言うくね?
僕は。」
「あれ?高校生の彼氏欲しいと思ってたたらおじさんでしたか?」
「テクはおじさん、パワーは若者てすけど、何か?」
「もう、下ネタ厳禁令を交付します。」
「はは〜っ。 以後気をつけます。」
「苦しゅうない。 って流れがほっぺにキスしたんだよね。
思い出してたらハズい。
めちゃめちゃ嬉しいけど。」
「僕に日記を書く習慣あったら超大作書いてる。」
「はいはい。」
「お風呂に呼ばれた。
明日の練習何時からだっけ?」
「明日は9時から午前中の予定。」
「了解。 学校は一緒に行くでしょ?」
「うん。 じゃ8時半にうちの前集合。」
「8時半に佐季の家の前了解。
じゃおやすみ、佐季。」
「おやすみ、隼平。」
お風呂に向かう僕の足取りは軽かった。
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