31 本日のメインイベント
遊具ゾーンの上の方は小高い丘って雰囲気だった。
一番上まで上り、シートを広げた。
と言ってもギリギリふたり分のスペースしかなかった。
「人増えてきたね。
隼平の計画のおかげでグッドポジションゲットだせ!」
佐季はちっちゃいモンスターでもゲットしたかのように言われても。
だんだん周りの人が増える。
佐季の肩が僕の肩にくっつく。
「狭くない? 大丈夫?」
僕は佐季を抱きよせた。
「ちょっと狭いけど大丈夫。」
佐季も僕の腰に腕を回した。
「まもなく花火が上がります。
ウオータースライダーの方にご注意下さい。
なお各アトラクションや遊具は使用、立ち入りを禁止させていただいております。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。
それでは花火をお楽しみ下さい。」
場内アナウンスが終わると、ヒューと花火の上がる音。
一呼吸して夜空に大輪の花が広がった。
程なくドーンと音が響いた。
「結構高くあがってるのかな?
大きかったね。」
楽しそうに佐季が言った。
返事をしようとしたら次々に花火が上がった。
ふたりはギュッと身体を寄せあって花火を見ていた。
花火の合間に佐季の横顔に見とれてると、佐季と目が合った。
「うん?」
小首をかしげる佐季。
かわい過ぎるぞこのやろう。
また花火の上がる音がするとふたりは夜空を見上げてた。
あれ?また人が増えてきた?
佐季との密着度が増してるじゃん。
評価ブクマありがとうございます。
花火を歌った曲色々ありますよね。
個人的にはサイ○イさんのStarmine好きです。




