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 22 根性なしってまだ付き合って2日目


「ほっぺにキスしてるのに間接キスで驚く隼平って。」

あれ?小悪魔モードの佐季発動した?

「ほっぺや間接キスでオロオロしてたら本当のキスしたら死んじゃうんしゃない?

ほら ほら。」

佐季が目をつぶり僕に顔を近づけた。

抱きしめて唇奪っちゃうぞ。

そんな度胸はないけど。


「アイスティー買って来るよ。」

僕は逃げるように出店に向かった。


「こ ん じょ う な し〜。」

あきらかに佐季はからかっていた。


アイスティーを手に佐季の元に戻った。

「食べ終わったらお化け屋敷に行って花火の場所取りしよ。」

「私はこのまま花火待ちでも良いけどな。」

「やっぱりお化け屋敷恐いんだ。」

「いやいや 移動してる間に良い場所なくなったらイヤじゃない?」

「そっか。 確かに。」

「やった。 説得工作成功。」

「なんだよ。 やっぱり怖かったの?」

「隼平こそお化け屋敷で私に抱きついてもらいたかったんでしょ?」


思わず返事につまる。


「素直と言うかなんと言うか。

くっついて花火見て上げるから。」

佐季は満面の笑顔で言った。

これぞ地上に下りた天使か?


「下心もくみ取れる良い彼女でしょ?」

「そんなこと口に出されても。」

「口に出す? なに先ばしってるの?」

「いやいや そう言う意味じゃないから。」

いつの間にこんな一方的な試合展開になった?


「ゴミ捨ててくるから食べちゃおう。」

なぜだが僕は話をそらしてばかりだった。

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