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 02 捨てる神あれば拾う神あり

時々誤字指摘頂きますが幼馴染の本名は佐季子で主人公は佐季と呼んでいます

紛らわしくてすいません


「どうしたもんかな。」

荷物をまとめたものの帰宅する気にもなれずグラウンドを見ながら座っていた。


「もう野球部終わり?早くない?

さては相手の選手にボールぶつけて野球部クビになった?」

背後からの声に振り向くと幼馴染の佐季がいた。


部活に熱心ではないうちの学校で2年連続インターハイ出場のヒロイン。

才色兼備で男子生徒はもちろん1年生女子にはファンクラブまで有るという。

スラッとした体型にしなやかな脚。

ショートカットの黒髪に健康的に日焼けした肌の色。

パッチリとした目に通った鼻筋。

改めて見るとその人気も納得だ。


そんなミス学園の彼女がなぜ僕に声をかけてくるかって?

それは幼馴染だからであってそれ以上のなにものてもない。


「そんなところだ。クビになった。」


僕の返事を聞くと佐季は僕の元に走ってきた。

隣に座ると

「ヒマなら陸上部においでよ。」

佐季は僕の腕をつかみ立ち上がる。

鍛えられてるとは言え柔らかい膨らみが僕の腕に。


「ほらほら。 早く早く。」

ちょっとは気にした方がよいと思うんだが。


「新規のお客様1名確保しました。」

横から僕に抱きつくと彼女は楽しそうに笑っている。

だから運動着で抱きつかれたら密着度高いような。

もう2人とも小学校低学年とかじゃないのにと思っているが、記憶の中の彼女は普通にボディタッチが多い。

いやいや、佐季は日本人だよな?(笑)


「陸上か。そう言えばノーコンピッチャーがやり投げに転向して日本代表になったとか聞いた気がする。」


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