125 眠れない夜
「佐季」
僕は優しく佐季を抱き締めた。
何度か肌を寄せ合って寝たが素肌同士が触れ合うのは初めてだ。
素肌同士で直接佐季の体温を感じてるから熱く感じるのか それとも
「隼平」
「う?」
「なんだか一緒に眠ってる時より隼平が熱い気がする。」
「僕も佐季が熱い気がしていた。」
僕は佐季の背中に手を回し 佐季は僕の首に手を回しいた。
素肌を触れ合わせながら僕と佐季は見つめ合った。
どちらからともなく唇を重ねた。
今まで何度もしてきた挨拶の延長のような軽いキスではないキス。
僕と佐季は何度も唇を重ねると僕の唇は佐季の唇を離れた。
僕は佐季の体にもキスをする。
僕の唇が佐季の柔らかい膨らみに触れると佐季は僕の頭に腕を回しキツく抱き締めた。
──────以下自主規制─────
「あっ もうこんな時間。 あれ? 美礼ちゃんって何時頃帰って来るんだっけ?」
「今日は友達の家に寄るって行ってたから遅くなるって。」
「えっ? ひょっとして隼平はご両親も美礼ちゃんもいない日を狙って早退して私を・・・」
「ちょっと待って。 今日は僕が佐季を誘ったっけ?」
「あっ 早退してる隼平を見つけて私が追いかけたんだった。」
「だよね。 これは計画的犯行では有りません。」
「計画的でなくても犯行なの?」
「いや そう言う意味ではなく・・・」
「分かってる。 ちょっとシャワー借りるね。 上半身ベタベタ。 誰かさんのせいで。」
「あれ? 先に上着脱いだのどっちだっけ」
「どっちだっけか? 忘れちゃった。」
「てかさ 今日のでもスゴく気持ち良かった。」
「改めて何言ってんの?」
「いや イッてないし。 てかふたりとも上しか脱いでないし。」
「もう その話はおしまい。 本当にシャワー借りるね。」
「あっ これ使って。」
「ありがと。 覗くなよ。」
「それはダチョウ倶楽部的な?」
「違うから。 マジでダメだからね。」
と言うと佐季はバスタオルを羽織りパタパタとお風呂場に向かった。
僕はベッドに横になり目をつぶった。
思いだそうとしなくても佐季の感触を 体温を 匂いを思い出した。
今日は僕はここで眠れるのかな? てか佐季に佐季のインターハイが大切って言ってなかったら僕はこれだけで止まれてたんだろうか?
色々な思いが頭の中をグルクルと回っていた。
「お風呂出たよー。」
いつもと変わらない佐季の元気な声が2階まで響いてきた。
思わず先に進んだ僕と佐季の関係だけどこのまま勢いたけで進んじゃいけないと思った。
お風呂場に行くと制服姿の佐季がいた。
「今日はもう帰るね。 大切にしてくれてありがとう。 帰る前にもつ一度ぎゅーってして。」
と言うと佐季は僕の胸に飛び込んできた。
僕は佐季を抱き締めるとそのまま頭をなでた。
「こっちこそ。 改めてこれからもよろしくね。」
どちらからともなく軽いキスをすると佐季は
「じゃあね。」
と言って玄関に向かった。
僕は佐季を見送るとシャワーを浴びた。
いつもより温めのシャワーを浴びたのにいつまでも体の火照りが取れなかった。
僕は
「早めに夕ご飯食べたから。」
とラインをすると自分の部屋に籠もった。
寝ようとしても中々寝付けなかった。
最後に時計を見たのは3時過ぎだった。
明日は寝不足だなぁ。
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