123 美礼サイド あやちゃんは別
山崎さん。
アニキの中学時代から同じ野球部の友達。
高校で色々あった時もアニキの仲間だったらしい。
まぁ家庭教師の様子でも誠実そうなのは分かる。
って何気に私って上から?
アニキってアイデアマンだしこの人はこうしたら伸びるとかを見る力はある。
でも なんと言うか人の気持ちが分からないんだよね。
言葉よりも態度で示す的な。
でも当人は人のことは態度どころか言葉でさえも直接表現しないと分からない。
その点でも山崎さんは周りに気を使えるし人と人の関係が良くなるように潤滑油になれる人。
うんうん。
アニキの友達として最高の組み合わせだと思える。
と私的には山崎さんはアニキの仲間ポジションだったのに話をすればするほど私の中で山崎さんはランクアップ。
色々気を使ってくれてるんだけどお節介ではない心地良い距離感なんだよね。
それも一定ではなく私の気持ちに合わせてくれてる。
よし 今日は両親も遅くなると言ってたしちょっとあやちゃんのお家で女子トークだな。
あやちゃんはもう5年以上アニキのことを好きなんだけど私が佐季ちゃんの存在を知らせてから最近は元気がない。
もう半年もしたら私と同じでアニキの高校に進学するのに最大の難関佐季ちゃん登場。
まぁ私から見てもアニキと佐季ちゃんがくっつくのは順当と言えば順当。
あやちゃんには悪いけど・・・
私とあやちゃんが仲良くなったのはアニキとあやちゃんのお兄さんが同じ野球クラブに入ったから。
あやちゃんのお兄さんはアニキよりひとつ年上。
アニキが野球始めた時は既にレギュラーだった。
因みに佐季ちゃんはアニキと一緒に野球を゙始めてる。
あやちゃんも結構なお兄ちゃんっ子だったらしく小学生の頃から試合や練習の見学に付いて行ってたらしく。
それが元で私と仲良くなった。
で あやちゃんのスゴいところは。
小5から投手しているアニキがかっこいいと思ってるんじゃなく早く練習に来たり練習終わっても遅くまで一人でグランド走ってる努力家なことに惹かれたってこと。
その時のあやちゃんは小3とかだよ。
マセてると言うかなんと言うか。
私は周りより少し高いところでボール投げてるアニキかっこいいっと思ってたミーハーですが何か?
そんなあやちゃんも私が佐季ちゃんの存在を教えると高校に入ったら取り返すぞーと言いながら落ち込んでた。
それゃあやちゃんもアニキと佐季チャンが野球してる姿見てるから中々あの間に入り込むのは難しいと思ってるよね。
私的には佐季ちゃんもあやちゃんも良いヒトだからどちらも応援するしかないけどね。
取り敢えずは私もあやちゃんもアニキの高校に進学しないと。
あやちゃんも夏休み明けから成績上がってたし私も頑張らないと。
と思うとアニキだけではなく山崎さんの顔も頭に浮かぶ今日この頃。
あやちゃんにも何処かに良い人いれば良いのにな。
って私もあやちゃんも同級生は子供っぽく見えるから年上が良いんだろうけど残念ながら私とあやちゃんは最上級生。
学校にはステキな人がいないよねって話になるからどうなんだろ。
今日は佐季ちゃんの話をせずにあやちゃんの話を聞くようにしようかな。
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