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121 学校での違和感

前回の投稿は下書きをそのまま投稿してました。

申し訳有りません。

追加で書き足しています。


駅に着き家へと急いだ。

佐季の家の前で一旦別れ僕は自分の家に向った。

「ただいま。」

「お帰り アニキ。 おめでとう。 スゴイね。」

「おう 美礼か。 ありがとな。」

「さすが私の自慢のアニキ。」

あれ?いつの間に僕は美礼の自慢のアニキになったのかな?

「学校有るから話は帰ってからな。」

「そうだね。 あっ 朝ご飯テーブルの上に置いてあるよ。 じゃあ私は行ってくるね。」

「サンキュー。 行ってら。 気をつけてな。」

うちは両親ともガッツリ正社員の共働きなので僕や美礼が登校するより早く両親は出勤していることが多い。

昨日の内に連絡してたから僕の分の朝ご飯も準備してくれていた。


僕も朝ご飯を急いで食べると準備をして家を出た。

佐季を迎えに行き一緒に登校した。

チャイムがなる中ギリギリで教室に飛び込むといつもより周りの女子生徒に「おはよう」声をかけられる気がした。


先生が教室匂いなら入ってくると僕は先生に呼ばれ前に出て先生の隣に立った。

「知ってる人も多いとは思うが鈴木君はこの国体のやり投げで3位と言う好成績を上げました。 今度の全体朝礼でも表彰されるだろうけど先ずはクラスで拍手で祝おうと思います。 その前に鈴木君から一言もらえたら。」

「えっ? えっと。 皆さんの応援のお陰で良い成績を上げることが出来ました。 ありがとうございます。」

「かたいなぁ。 まぁ鈴木君らしいか。 はい みんな拍手。」

クラスメートが笑顔で拍手をしてくれた。


席に戻るがクラスはまだザワザワしていた。

「今考えたら鈴木君って野球部のエースだったんだよね。 もっと仲良くしておけば良かった。」

「だよねぇ。 でもうちの野球部は奴らがいたから。」

「奴らがひったくりしたのを捕まえるきっかけも鈴木君でしょ?」

「よく見たら格好良いよね。 顔も体格も。」

クラスの人気の女子生徒グループの声が聞こえた。

こんな目立ち方するつもりじゃなかったんどけどなぁと思った。

そんな中

「でも鈴木君って島井さんと付き合ってるんだよね? てかこの国体ってふたりでお泊り?」

との声も聞こえた。


ホームルームが終わると僕の周りには10人くらいのクラスメートが集まった。

「全国3位かぁ。 スゴイね。」

「この前まで野球部だったよね? いつの間にやり投げ始めてたの?」

「最後の一投まで1位だったんだろ? うちのオカンが言ってた。」


みんなの中心とかは僕のいるべき場所じゃないよな?と思っていると

「今度練習見に行っても良いかな?」

と声をかけられた。

振り返ると学校でも屈指の人気者の中村桃さん山田絵里さん藤谷麻耶さんだった。

キラキラしてるけど。

僕とは住んでる世界が違うと言うか何と言うか。


「良いけど。 学校のグラウンドはやりを投げるスペースないから練習地味だよ。」

「それでも見たいから行くね。」

と言うと3人はキャーキャー言いながら席に戻った。

僕の頭の中には「めんどくさいなぁ・・・」

って言葉が回っていた。


結局今日1日は休み時間にも他のクラスの女子生徒が僕達のグラスを覗きに来たりと落ち着かなかった。

余程僕の顔色は悪かったのか4時間目の途中で先生が

「鈴木君。 疲れてるなら今日は早退するか?」

と言ってきた。

一度は大丈夫だと答えたけどそれでも早退を勧められたので昼休みを待たずに僕は帰宅した。


とぼとぼと歩いて帰っていると

「元気がないぞ。 我が高校のヒーロー君。」

と後から声がした。

振り返ると佐季がいた。

授業中に外を見てると早退する僕を見つけて佐季も早退したらしかった。


佐季は走って僕に追いつくと僕の腕に抱きついてきた。

「ねぇ隼平。 お弁当を隼平の家で一緒に食べて良いかな?」

そう言われて断る理由もなかった。

てかこの急に変わった周りの賑やかさへの対応を佐季に聞きたかったし有り難かった。

評価ブクマありがとうございます。

誤字脱字報告助かってます。

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