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112 彼氏お披露目会


「夕ごはん跳ね上がりどうなるの?」

「毎年着いた日は各自で取ってたような」

「それじゃ少し街を歩いたら夕ごはん食べようか?」

「了解 じゃあ行こう。」

パタパタと佐季が走って来た。

同時に周りの選手達の視線も佐季と僕に突き刺さった。


「私達も一緒に行きたい。」

「えーっ 折角隼平とデートなのに。 って良いけどね。」

佐季を追いかけて女子3人やってきた。


「誰?」

「ごはんの時に紹介する」

と佐季は言った。


「ねぇ佐季ちゃん。 どこに行こうか?」

「私は洋服見たいな。」

「服も良いけど小物も見たい。」

「アクセサリーは流石にじゃない?」

「アクセサリーじゃなくて小物だから。」

「それなら良いか。」


女の子が揃うと流石に華やかだ。

僕は無駄に緊張していた。

「鈴木君だっけ? 去年は国体いなかったよね?」

「去年と言うかこの夏まで野球部だったから。」

「えっ? いつからやり投げ始めたの?」

「夏の予選負けてからだからまだ3ヶ月くらい。」

「それって。 鈴木君って天才?」

「いやいや。 高校生のやり投げなんて隙間産業だから天才もなにも。」

「っで 佐季ちゃんとはどんな関係?」

「私と隼平は幼馴染だよ って一応健全交際中。」

「良いなー。」

「ホント 彼氏と国体とか。」

「陸上界のアイドルに交際疑惑?」

「アイドルじゃないから。」

「インターハイの後は佐季祭りだったじゃん。」

「直ぐに甲子園アルプスのヒロインに持っていかれたけどね。」

「でしょ。 アイドルなんて恐れ多い。」

「あっ この洋服屋さん可愛い服多くない?」

「お値段もお手頃っぽい。」

「入っちゃおうか?」

「僕は流石に外で待ってるよ。」

「鈴木君の貴重な男性の意見聞きたいな。」

「良いでしょ?佐季。」

「私は構わないけど隼平は良いの?」

「それなら従わせていただきます、お嬢様方。」

「女性の買い物に付き合ってくれるってポイント高いよね。」

「佐季が羨ましい。」

「ホント ホント。」

それからも女の子達はワイワイと賑やかだ。


それからは僕の存在は忘れられてみんなであーだこーだと服を見ている。

しかし他の女性陣には申し訳ないが佐季ってめちゃめちゃ可愛いなぁと思わず目で追っていた。


「あー 鈴木君、佐季しか見てない。」

「えー 折角みんなで遊んでるのにぃ。」

「つまんないなぁ。」

「こらこら そんなに隼平をいじめない。」

「ねー 鈴木君。 この服どう?」

「可愛いと思いますよ。」

「ねぇねぇ私は?」

「似合ってますよ。」

「こっちとこっちどっちが良いかな?」

「僕はそっちの青い方が良いかと。」

「って 隙あらば佐季見てるよね。」

「そんなことないっす。」

「そんなにムキにならなくても。」

「あっ もうこんな時間。 ごはん食べなくちゃ。」

「途中にファミレス有ったよね?」

「私はハンバーグ食べたい。」

「私はオムライス。」

「私はパスタかな。」

「隼平は何にする?」

「僕はチキンステーキ。 佐季は?」

「私は唐揚げ一択。」

「またふたりの世界に、」

「ホント ホント。」

「てか 申し訳ないけど皆さんのこと知らないんですけど。」

「あっ 紹介するね。こちらから魚田さん 西部さん 山森さん。」

「魚田です。 短距離やってます。」

「西部です。 走り高跳びしてます。」

「山森です。 長距離走ってます。」

「みなさん同じ高校ですか?」

「小学校からの幼馴染です。」

「佐季とは中学校からの知り合いだよね。」

「あっ料理来た。」

「早く食べないと門限に遅れるよ。」

ごはんの時も女性陣はワイワイしていた。

今夜も誰かの部屋に集まって騒ぐのかな?

ちょっと心配になってた。

評価ブクマありがとうございます。

誤字脱字報告助かってます。

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