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 11 長い土曜日の夜の始まり


家に帰ると両親に野球部を辞めて陸上部に入ることを言った。

良く言えば自主性に任せてくれてる放任主義の両親は特に何も言わなかった。


夕飯を食べ早めのお風呂に入った。


部屋に戻ると改めて佐季からのラインを開く。

思わず顔がニヤけていたと思う。


「アニキ、入試の過去問貸して。」

中3の妹が部屋に入ってきた。

妹の名前は美礼と言う。

ショートカットのボーイッシュなスレンダーボディ。

てか性格もだが本当に女性か?

大事なものをオカンの腹の中に忘れて来たんじゃないのか?と思うくらい。

でも僕の友達の一部には人気が有る。

特にロリの気配が有るヤツラに。

あまりそんな雰囲気の友達には紹介したくない。


「ノックぐらいしろよ!」

あわててスマホを隠しながら僕は言った。


「何慌ててんの?妹に見せられない動画でも見てたの?」

からかうように妹は言った。


「ちげーよ。

てか過去問くらい買えよ。

僕のは古いじゃん。

ほらよ。」

佐季に電話したいのでいつもより美礼に冷たい態度を取っている。


「サンキュー。アニキのは問題の中に要点書いて有るから分かり易いんだよね。

良く考えたらもうアニキには不要だからちょーだいね。

それじゃお邪魔な妹は退室します。

あっティッシュ遠いんじゃない?」

我が妹ながら笑いながら何を言ってるんだ。


「うるせーよ。」

僕はティッシュの箱を美礼が閉めたドアに投げた。

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