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103 2人きりの夜の始まり


「あー美味しかった。 やっぱり私のお嫁さんになってよ、隼平。」

「料理する人をお嫁さんと呼ぶとかいつの時代のおっさんだよ。」

「だって美味しんだもん。 明日が記録会じゃなかったらあの照り焼きのタレで御飯何杯も食べれそう。」

「分かったからお風呂の準備して。 僕は片づけるから。」

「はーい。 しかし今日も愛ねーから連絡なし。 大学生って気楽だね。」

「愛生姉さんは高校はお嬢様学校で大変だったんでしょ?その反動?」

「だいたい愛ねーがお嬢様学校の時点で笑えるんだけど。」

「はいはい あっ例のマットレスってどうなの?」

「あっ忘れてた。お風呂準備したら見てみるよ。」


佐季はお風呂を洗ってお湯を入れた。

僕は片づけをしてお布団を敷いた。


佐季はマットレスを敷いたらしいが納得行かないようだ。

「やっぱりベッドのマットレスが柔らかすぎてこれくらいじゃ効果なし。 今日も私もお布団で寝る。」

「えっ?そうなの?」

「あれ?なんで隼平は残念そうなの?」

「残念ではない。 てか嬉しい。 けど明日の記録会を考えたら寝れないと困るし。」

「大丈夫 大丈夫 私は襲わないから。」

「いやいや そうじゃなくて。」

「あっお風呂たまったよ。 どっちから入る?」

「まだ台所でやることあるから先に入ってて。」

「分かった。 何から何までありがとうね。」

「好きでやってるし、佐季が美味しいって言ってくれたら僕も嬉しいし。」

「えへへっ だって本当に美味しいんだもん。 私は幸せ者ですよ。」

「分かったらから早くお風呂入っておいで。」

「はーい。 覗かないでね。」

「それはダチョウ倶楽部のお約束的な?」

「違うから。 入って来るね。」


僕は余った食材を片づけ自分の着替え準備した。

お風呂からはシャワーの音がしていた。

我ながら良くこの状況で理性的に動けてるものだと感心する。

ひょっとして根性なしなだけか?

と考えながら肩周りのストレッチをしてると佐季がお風呂を上がった。

 

「お先にでした。」 

パジャマかわりのTシャツにショートパンツの佐季。

相変わらず健康的でスラリとした足。

佐季と付き合いだしてから自分が足フェチではないかと思うようになった。

「隼平も入っておいでよ。」

と言いながら伸びをする佐季。

ってその胸元のポッチって・・・

まぁ寝る前だからノーブラだよね・・・ 

やべっ 早くお風呂に行かないと歩けなくなるぞ。


僕はいつになくゆっくりめにお風呂に浸かった。

時間を置かないとおさまらなかったから。


やっとおさまりお風呂を上がった。

佐季は仰向けに寝てスマホを見てた。

仰向けになのに若い胸は流れないの?

って仰向け? それはヤバくね?

慌てて佐季から視線を反らした。

「スゴいよね。 一投目からインターハイレベルの投擲。 私なんか30メートルも飛ばないのに倍だよ。 倍。」

「一投目と言っても動作解析はしてもらってるし練習方法は教えてもらってるし佐季先生が良かったんだよ。」

「いやいや この出だしの速さにこの高さ。 才能の違いを見せつけられた気がする。」

「それは褒めすぎ。 てか佐季も調子良さげだったじゃん。 自己記録前後でまとめてた。」

「今日の調子が良かったのは隼平のお陰。」

と言いながら佐季は起き上がり正座になった。

「競技の直前に隼平探して、勝手に隼平に向かってうなずいてスタートしたら余計な緊張しなくて良いの結果だったんだよ。」

「僕なんかが佐季の力になれてたのなら良かった。」

「みんな気づい出ないだろうけど私ってメチャ緊張するんだよ。 でもあの距離で隼平が未定てくれると思ったら平気だった。 次からも私のそばにいてね。」

「こちらこそ。 僕こそインターハイ行けるように頑張らないと。 まだまだ素人だし。」

「隼平 ちょっとこっちに来て。」

「どうした?」

「いいから いいから。 ここに座って。」


僕は佐季に呼ばれるままに佐季の隣に行き胡座になる。

「ちょっと待ってね。」

と佐季は言いながら僕の上に座った。

「ちょっと近すぎね?」

「えへへっ 今だけ今だけ。 お願いギューってして。」

僕は佐季のお腹の辺りに手を回した。

「もうちょっと。」

と言いながら佐季は僕の手を取り更に上に。

「えっ? ちょっと。」

僕の手は佐季に導かれるままに佐季の胸に。

「私の鼓動がめちゃくちゃドキドキしてるの分かる? 競技中はいつもこんな感じ。」

「分かる。 けど僕もドキドキしまくりだよ。」

「そっか。 恥ずかしいけど。 めちゃくちゃドキドキしてるけど、何か落ち着く。」

「僕は全然落ち着かないけど。」

「えっ? そうなの?」

「嬉しいし恥ずかしいし上手く言えないけど煩悩が。」

「それはなんとなくお尻で分かる。」

「あっごめん。 ってこれはおさまらないかも。」

「ううん。 いつも紳士的な隼平が私でこうなってるのは嬉しいよ。 ごめんね。 何か中途半端で。」

「そんなことない。 佐季を大切にするって言ったのは僕だしその気持ちは変わらないから ただこれは本能と言うか生理現象と言うか。」

「分かってるから。 でももう少しこのままでいたいかも。」

「佐季。」

「うん。 もう少し。」

評価ブクマありがとうございます。

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