採集と狩り
色々と設定を変えてますペコリ((・ω・)_ _))
空は夕暮れから少しづつ夕闇に染まりつつあるが薄らと2つの月が見え始めていたが雲に覆われ今は見る事が出来ない。森の中も日中活動する昼行性から夜に活動する夜行性にと様変わりした。
ホーホーとフクロウの鳴き声とギャーギャーやらホァーゥやらクルミャチアウェ〜と謎の鳴き声が響き渡っていた。
現在朱雨は翼を拡げ空ではなく森の中を飛行をしていた。傭兵時代にも機兵SA,SDを駆り様々な戦場、局地戦を経験した事もあり木々や地面に衝突も無く飛行していた。気付いた事にこの夜間でも辺りがよく見えた。傭兵時代の時はただの人間で暗視ゴーグルや赤外線ゴーグル機兵のアシストシステムを駆使し対処して生き残った。ふと何処からか甘い匂いがしてそこへ向かうと花畑がみえ着地してみるとどれもこれも色鮮やかな花畑が広がっておりアナライズを発動させた。
フィリングセージ
緑色の薬草。
ポーション等のライフ回復剤や傷薬に使用される。欠損再生にも効果があり他の薬草とも相性が良く又持続回復の効果がある。
レイジルセージ
上が赤色下が青色2色で構成されている薬草。魔力回復剤、スタミナ回復力剤に用いる。
カラスティセージ
ピンク色の薬草。
バットステータス、ステータス異常、呪いなどの効果を完全に解除する。
メルタモセージ
精神や神経に作用する黄色の薬草。
鎮痛剤、精神安定剤、興奮剤として使用。
アボ
ギザギザした葉っぱで茎部分は鋭い棘に覆われている。対象方は水をかければ柔らかくなる。
癌治療、皮膚炎症治療、目薬、胃薬など他の病気にも効果があると言われている伝説の霊薬。
ドドガーテ
即効性の紫色毒草
毒草の1種で致死性は限りなく低いが悪寒、吐き気、下痢の症状が現れる。焼いたり煮込めば毒素は無毒化され悪玉菌や風邪薬、漢方として用いれる。
グーブガトゥー
即効性の劇薬を持つ緑色の毒草。
神経に作用し虚脱感、筋肉の痙攣を引き起こす
毒消し草、カラスティセージ、キュア、アンチポイズンなどの処置を速やかに行わない場合、呼吸困難に陥り死亡する。
色、形からフィリングセージと酷似している。
アジダー
遅延性の毒草。
レイジルセージと真逆で上が青色、下が赤色で毒の効果が魔力回路に障害を与え魔力が徐々に制御出来なくなり最後は魔力が完全に消失し死亡する。カラスティセージもしくはパーフェクトキュア、パーフェクトアンチポイズンなどで治療可能。
熱に弱い特性も持つ為1度熱を通せば無毒化され薬の材料として使える。
傷を癒す薬草や病に効く薬草の他に即効性と遅延性の毒草で毒性が弱いタイプと劇薬タイプが混生していた。厄介なのが見た目がまるっきり薬草と同じで見分けがつかない種類もある。
その中に地味な花もあるが今だ蕾なのが10本程あった。強風が吹き空を覆っていた雲が流れ夜空には満点の星々と2つの満月が姿をみせた。
その月は金と銀の月の2つの月で光が地表を照らした。その時2つの月の光があの地味な蕾に光が当たると輝きだしその姿は変貌し目立たなかった蕾が全身が銀色と金色の花に変わり神秘的な風景となった。今芽吹いた花にも分析を行う。
ゴールデンハゥ
アルラー大森林地帯にあると言われている伝説の花。花全体が金色が特徴。
シルバーハゥとは姉妹花で調合、錬金術の素材となる。生命力向上、寿命向上、若返りの効果があり特定素材を用いるとある秘薬が生成できる。
シルバーハゥ
アルラー大森林地帯にあると言われている伝説の花。花全体が銀色が特徴。
ゴールデンルゥとは姉妹花であり調合、錬金術の素材となる。
あらゆる不治の病、呪いを治療する。
特定素材が揃うとある秘薬が生成できる。
アナライズの終了させ薬草、毒草、姉妹花をインベントリに収納した。収納し終え気配を感じそちらに視線を向けるとそこには7〜9匹のウサギが草を食べていた。
トビドリルウサギ
種族魔獣種
状態健康
危険度B-
Lv60
HP100
MP160
魔力160
筋力15000
俊敏20000
スタミナ12000
アクティブスキル
滑空Lv5
跳躍強化Lv4
脚力強化5
聴覚強化Lv4
嗅覚強化Lv4
パッシブスキル
スタミナ回復Lv5
脱兎Lv5
ウサギ型の魔獣
耳は団扇の様に大きくこの耳に魔力を流し滑空し魔力が続く限り滑空可能である。
名の通りひたいの角はドリル状になっており頭の骨は特殊な構造をしていた。
ひたいの角は回転し貫通力を高め突進し致死性の一撃を繰り出す凶器。ステータスを犠牲に他のステータスブーストができる種。外敵を察知すると瞬時に脚力強化し一目散に逃げが逃走が不可能な場合戦うがあくまでも逃げ専門。
距離がありまだ索敵範囲ではないのか草を食べる気付かれていない。
ガンホルスターからキャリングハンドガンを抜き2匹の脚を撃ち抜いた。
銃声に驚き群れは負傷したトビドリルウサギ以外は茂みに一目散に逃げて行った。
トビドリルウサギは負傷した脚を引き摺り逃走図るが間に合うはずもなく、最後の抵抗に角を振り回す。朱雨は氷属性魔法で手のひらサイズの氷の塊を幾つか生成し、その氷の塊を絶妙な力加減でトビドリルウサギに目掛けて投擲。
氷塊が命中し気絶を確認し近付き2匹の両耳を持ったあげようとした時、何かの気配を感じウサギを放置し近くの木の影に隠れそこを見ると奥には軽く大型トラック並のイノシシがおり湧き水を飲んでいた。
クレイジーダッシュイノシシ
種族魔獣種
Lv70
状態 健康
危険度A+
HP15000
筋力10000
敏捷2000
スタミナ3000
アクティブスキル
俺の行く手を阻むんじゃね! Lv6
俺の行く手を阻むんじゃね
走行に邪魔な障害物を物理的に破壊破砕する
生物森建築物一切関係なく粉砕する
パッシブスキル
走り破壊こそ我が人生Lv7
走り破壊こそ我が人生
HP、スタミナ回復
固有スキル
狂走の下僕
狂走の下僕
ダッシュ中移動速度、スタミナ、攻撃、防御、肺活量にパフがかかるが歩き、早歩き、止まっている場合はその効果はない。
イノシシ魔獣の大型種。
走りの魅力取り憑かれた暴走の下僕へと成り下がったイノシシの変わり者。走りを妨害するものは例え同胞でも許さず危害を加える為、身体中群れからの粛正で出来た傷がある 。
肉は美味
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(ギャグか?突っ込めって事か?)
4度目の転生で初めての出来事。
唖然としていたが気を取り直し神速で一気に大イノシシに接近し喉元に潜り込んだ。
「逝っちまいな、ドラゴニッククロー」
ドラゴニッククロー
龍属の身体強化術の1つ
剛腕と鋭い爪で敵を屠る。
最下位に位置する術だがとても強力で巨人種、鎧、盾を一撃で切り裂く。
本来龍術はその名の通り龍のみが扱うものだがなんと朱雨の片手が人の腕から龍の腕となり、その非常に強力な龍の腕力と龍爪がクレイジーダッシュイノシシの首を容易に引き裂き一撃で絶命させ倒れるイノシシから既に離脱していた。クレイジーダッシュイノシシの死体を見下ろし強欲と暴食の実験を行うのだが実験の結果発動はせず、奪えるのは生きてる対処のみのようだ。とりあえず1度クレイジーダッシュイノシシをインベントリに収納しトビドリルウサギを放置した場所に戻るのであった。