表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
♥ これは式神  作者: 雪*苺
十一日目 / 木曜日 5月2日
94/104

♥ 瀬圉家 13 / 本家 13 / 中庭


──*──*──*── 中庭


 本邸の外は中庭になっていて、ワゴン車2台を並べた幅程の煉瓦の道を歩いて正門へ向かうようになっている。


 今は地震の影響を受けた所為なのか、煉瓦で作られた道はもはや道とは言えない状態になっている。


 地面が盛り上がっている場所や、陥没している場所があって、いろ(いろ)な花が咲いていた花壇なんてグチャグチャで見る影もない。


  地面から生えている木は、折れていたり,倒れていたりして危ない。


  しゃまなび,駐車場はどうなってるのかしら??


  とてもじゃないけど、怖くて見に行けない……。


 別邸は玄武が結界を張ってくれているから安全だろうけど……。


玄武

『 ──えい、式神を召喚した。

  でも出られる 』


衛美

「( がとう、げん──デカっ!!

   げん……これって── )」


玄武

『 朱雀だ。

  速さは青龍に劣るが、安定性はある。

  戦闘をする事になるかも知れないからな 』


衛美

「( 戦闘って…… )」


厳蒔弓弦

えい、どうした?

  この式神に乗ればいいのか? 」


衛美

「 あっ、はい。

  朱雀──だそうです。

  青龍より安定があるみたいです 」


厳蒔弓弦

「 そうなのか 」


衛美

「 背中に乗りましょう。

  ぐに出れるそうですから 」


厳蒔弓弦

「 そうだな 」


 式神朱雀はづるさんと私が背中に乗り易いように体勢を低くしてくれる。


 とても式神とは思えない程、朱雀の羽根はさわり心地がくて気持ちいい。


 まるで本物の鳥みたい。


 本物の鳥の背中に乗った事はないけど……。


玄武

『 ──行くぞ 』


 式神朱雀の背中に乗れたづるさんと私を確認したげんは、朱雀に声を掛ける。


 げんの声を合図にして朱雀が地面を軽く蹴ると空へ飛び立った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ