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♥ これは式神  作者: 雪*苺
九日目 / 火曜日 4月30日
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♥ 登校中 / 再会 / 紹介


 今日きょうから私のかよっている大学へづるさんも一緒に登校する事になっている。


 づるさんとは一緒に近所の最寄り駅まで徒歩で向かった。


 電車を乗り換える必要はないけど、乗る電車の時間が変わるし、大学の最寄り駅まで余分に時間が掛かるようになったから不便かも。


 大学の最寄り駅に着いたら、徒歩で大学へ向かう。


 最寄り駅から大学までの距離は大体、徒歩で10分ぐらいかしら。


 駅から近い大学で助かっている。


 昨日きのう、1日中降っていた赤い雪は24時前にはんでしまったようで、日の当たる道端に赤い雪は残っていない。


 日影の場所にはだ赤い雪が残っているから、昨日きのうの赤い雪が幻でもなければ夢でもなくて、現実に降っていた事を物語っている。


 見慣れない赤い雪は気持ち悪い。


 雪が溶けた液体は、まるで血のように赤くて、思わず溶けた水を避けてしまいたくなる。


 跳び跳ねて衣服についちゃったら最悪じゃんね。






境戸託司

「 ──さん!

  御早う!

  朝から会えるなんて嬉しいよ(////)

  5日振りだね! 」


衛美

「 …………けい君、御早う。

  朝から元気ね 」


境戸託司

「 当たり前だよ!

  だって、さんと会える日なんだからさ!

  朝からテンション上がっちゃうのは仕方無いよ 」


衛美

「 そ、そう… 」


厳蒔弓弦

えい──。

 { 彼がげんの言っていたけいたくか? }」


衛美

「{ そうです。

   紹介しますね }」


境戸託司

「 どうしたんだい、さん? 」


衛美

「 友達候補のけい君にも紹介しようと思うの 」


境戸託司

「 紹介? 」


衛美

「 そうよ。

  彼はげんづるさん。

  私の婚約者なの。

  今日きょうから一緒に大学へかよう事になったの 」


境戸託司

「 …………へ??

  …………婚約者?? 」


厳蒔弓弦

「 初めまして。

  えいの婚約者のげんづるだ。

  宜しく 」


境戸託司

「 ……え……ぇえ……婚約者……?! 」


衛美

「 そうよ、婚約者なの。

  ──づるさん、彼は同じ大学にかよけいたく君です。

  私とは受ける講義が違いますけど、登下校や昼食ランチく声を掛けられるんです。

  一応、友達候補です 」


厳蒔弓弦

「 友達候補?

  …………そうか、えいは男性不信と男性恐怖症のがあるからだな 」


衛美

「 そうです。

  ──けい君、どうしたの?

  顔色が悪いわ 」


厳蒔弓弦

「 そうだな。

  無理はくない。

  帰宅して休んだ方がくないか? 」


境戸託司

「 ──だ、大丈夫です!

  さんから婚約者を紹介されて驚いてしまっただけで……。

  ははは…。

  ──で、でもさ、さんも人が悪なぁ。

  婚約者がるなら教えてくれたらかったのに… 」


衛美

「 教えていたら友達になる事を諦めてくれていたの?

  残念な事をしたわ… 」


厳蒔弓弦

「 えぇっ?!

  友達になりたいのはほんとうだから諦めなかったよ! 」


衛美

「 ……そう…。

  どちらにしても残念な事には変わらないのね… 」


境戸託司

さん… 」


厳蒔弓弦

えいと私が婚約者になったのは一昨日おとついだ。

  初めて顔合わせをして、婚約者になった。

  だ2日しか経っていないから、えいけい君に私の事を教えるのは無理だな 」


境戸託司

「 えっ??

  一昨日おとついって日曜日?

  『 本家に行く 』って言ってたね。

  じゃあ、本家で顔合わせをしたんですね…。

  両親公認の婚約者…ですか…。

 ( …………敵わないなぁ…。

   いきなりハードルが上がったじゃないか!

   これから毎日、婚約者と登校するって事か?

   ……さんに報告しないとだ… )

 ──で、でも…またどうして一緒に登校を? 」


厳蒔弓弦

ともから『 えいがストーカー被害に悩んでいる 』と聞かされてな、念の為だ。

  講義と昼食ランチも同席するつもりだ。

  勿論、下校も一緒にする 」


境戸託司

「 そ…そうなんですか…。

  げんさんは婚約者思いで優しいんですね………ははは…。

 ( 嘘だろぉ!?

   講義は兎も角、昼食ランチも下校も婚約者が一緒なのかよ…。

   さんと2人きりになれないじゃないかぁ!!

   どうすればいいんだよ!! )」


衛美

けい君、やっぱり顔色が悪そうだわ。

  ほんに大丈夫なの? 」


境戸託司

「 も…勿論だよ!

  昼食ランチも一緒にするなら、俺はお邪魔虫かな?

  ははは…… 」


衛美

「 そうなるわね。

  もう誘わないでくれるの? 」


境戸託司

さん… 」


厳蒔弓弦

「 私はけい君がても構わない。

  えいだ同性の友達もないみたいだ。

  仲良くしてくれると私も助かる 」


境戸託司

「 えっ…いいんですか?

  俺、男ですけど… 」


厳蒔弓弦

えいれさえしなければ、友達付き合いをしてくれても構わない 」


境戸託司

さんにさわらなければ……。

  そうですね。

  実は俺も女性不信ながあって、異性からさわられると蕁麻疹が出てるんです(////)

  さんもおれさわったりしないと思うし、大丈夫だと思います 」


厳蒔弓弦

「 そうか、蕁麻疹か。

  私も蕁麻疹が出るんだ。

  ラブレターを貰っても蕁麻疹が出るから、私の方が重症だな。

  けい君は信頼が出来そうだ 」


境戸託司

げんさんも蕁麻疹が……。

  身近に同じ体質で悩む人がないから、げんさんと出会えて嬉しいです!!

 ( ラブレターでも蕁麻疹かぁ。

   俺よりも症状が酷い人がるもんだな。

   親近感を感じるなぁ(////)

   ──し、これもさんに報告しとこう!

   げんさんはさんの関係者だから、仲良くなって出来る限りの情報収集をしよう )」


厳蒔弓弦

「 ──あれがえいけい君がかよっている大学か… 」


衛美

づるさんは大学は初めてですか? 」


厳蒔弓弦

「 いや、短期大学へはかよったな 」


衛美

「 卒業生なんですね 」

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