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♥ これは式神  作者: 雪*苺
三日目 / 水曜日 4月24日
10/104

♥ 大学 3 / 昼休み 3 / 食堂で… 1


学食員

「 ぃよっす!

  今日きょうは沢山、食べるんだな 」


衛美

「 まぁ…ね。

  ……食べたい気分……なのかも? 」


 小麦色の学食員に言われ、トレーに置かれた料理を見て「 確かに多いかも知れない 」と思う。


学食員

「 いい事だよ!

  えいちゃんは少食ってわけじゃないんだから、その細い身体からだに思いきって肉を付けた方がいいと思うよ 」


衛美

「 贅肉を? 」


学食員

「 そうそう!

  筋肉に変えたいなら、鍛え方も教えてあげれるし 」


衛美

「 ……考えとく。

  筋肉に変わらなかったら、無料で私専用のダイエットメニューを作ってもらうからね。

  いいの? 」


学食員

「 作る作る!

  えいちゃんが肉体美を目指すなら、なん食分でも作っちゃうよ♥

  個人指導も任せなよ☆ 」


衛美

「 ──ふふっ。

  じゃあ、そうなった時はお願いするね(////)」


学食員

「 かしこまり☆ 」


衛美

えい……ありがと(////)」


衛夛

「 いぇいぇ(////)

  なあ、えいちゃん……デートしよ? 」


衛美

「 は?

  デート?? 」


衛夛

「 そっ☆

  “ 放課後デート ” ってやつ。

  ──ど? 」


衛美

「 …………別にいいけど…。

  なにする気? 」


衛夛

「 クレープを食べるんだよ 」


衛美

「 クレープ? 」


衛夛

「 そっ♪

  公園にいクレープの屋台がてんだ。

  食べたいだろ?

  ご馳走するから行こうよ 」


玄武

えい、ワタシはクレープを食べたい。

  行くだろう? 』


衛美

「( 食いしん坊ね、げんは!

   行ってあげるけど、私を太らせないでよ! )」


玄武

『 メニュー次第だな 』


衛美

「( 3つまでだからね!! )」


玄武

『 え〜〜〜〜…… 』


衛美

「( 『 え〜〜〜〜 』じゃない!! )」


衛夛

えいちゃん?

  どうした? 」


衛美

「 …ごめん、大丈夫だから。

  ──えい今日きょうの放課後でいいの? 」


衛夛

「 たり前だろ!

  講義が終わったら、LINEしろよ 」


衛美

「 そうする。

  放課後、楽しみにしてるから 」


衛夛

「 オレも楽しみにしてる♪ 」


 えいえいとの会話を終わらせ、いている席へ向かった。

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