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『夏の近道』

櫻坂46の名曲が持つ世界観を、小さな奇跡と等身大の心拍で物語に編みなおした全15話。楽曲に惹かれた方ならきっと、“右手を翳す仕草“に、あの瞬きのような感覚が重なるはずです。
物語の中心にいるのは、写真部の「僕」と、古地図を集める「君」。舞台は海沿いの町・汐見。南東の風が吹き、午後四時の逆光、引き潮、透明な媒質——そんな“条件”がふいに揃うときだけ、地図にない「潮鳴り小路」への“近道”が現れます。これは、手抜きのショートカットではなく、〈いま選ぶ勇気〉の名前。季節は順番でも、心はスキップしたくなる——そのせつなさと前向きさを。

約40日の梅雨から真夏までを、角砂糖の看板、古地図、風待ち神社、東浜——ファンなら思わず“あの歌詞の情景だ”と重ねたくなるモチーフで走り抜け、クライマックスは“並ぶための近道”。読み終わるころ、あなたも思わず右手を翳して、足元を確かめたくなるかもしれません。
楽曲が好きな方へ。パフォーマンスの“間合い”や“期待の溜め”が好きな方へ。あの初夏のきらめきを、文字で、息づかいで、もう一度。『夏の近道』は、あなたの中の“未来地図”に小さなピンを打つ物語です。
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