ミッション-9
公安6課
ガルス成田は富樫から預かった写真をアップにして、人相描きを始めたのである。
なかなか上手くいかないなと思っている。サイドカーに乗っている奴はそんなにいないはずなのになとおもっているガルス成田。
人相書きを描き終えると渡辺課長に見せた。渡辺課長はよくやったとガルス成田を少し褒めていた。
山崎か3年前のテロ事件を調べているのだが、ゾラスとかいう秘密結社が情報を握っているらしい。
あまり世間には知られたくはない感じになっている。
山﨑は、その事をら報告するとガルス成田と一緒にゾラスの日本支部へ行くようにと言っている渡辺課長。
「なんですか?ゾラスって?秘密結社が情報を握っているって何かの作り話ですよね?」とガルス成田は言う。
「俺も半信半疑で調べたんだけど、国連とかインターポールとか世界的に認知されている秘密結社らしいんだよな」と山﨑は言う。
「なんですかそれ?まあいいか、その日本支部へ行って確かめましょう」 とガルス成田は言う。
「協力してくれるかわからないだけどな」と山﨑は言う。
「ふーん、それは行ってみないとわからないですね」とガルス成田は言う。
「お前もサイボーグだけど、その秘密結社はそういうSF映画に出てくる連中らしいぞ」と山﨑は言う。
「俺は別に好きで義体化したわけじゅないから」とガルス成田は言う。
それから2人は車に乗りゾラスの日本支部へ行く事にした。30分が経ち都心のど真ん中にあるゾラス日本支部に着いた。
ゾラス日本支部
山﨑とガルス成田は車から降りる。ゾラスの日本支部の入口に入った。そうすると警備員らしい人が挨拶した。
すると、奥の方から中堅くらすの階級のある人が姿を現した。
「何か用ですか?」とゾラスの人は言う。
「あの、すいません私達◯◯警察の公安6課の者で、3年前のテロ事件の事について聞きたい事があるんですが」と山崎は言う。
すると、また奥から階級の高そうなゾラスの人が姿を現した。それから何やらヒソヒソ話をしている。
そうして、ゾラスの人はこう言い出した。
「そのテロ事件は確かにそういう事件はありましたが、私達はそんなに関わっていないのでわかりません」とゾラスの人は言う。
「え?ゾラス本部が事件に関わっているんじゃないですか?」とガルス成田は少し感情的になった。
「そのような事を言われましても、こまります。話は以上なので、お帰りください」とゾラスの人は言う。
「わかりました。それでは失礼します」と山崎は言い振り返りガルス成田と一緒にゾラスの日本支部から出て行った。
「いいんですか?山崎さん」とガルス成田は言う。
「仕方がない、あー言われたら帰るしかない」と山崎は言う。
秘密結社なのは確かだなと山崎は確信していた。それから車に2人は乗り◯◯警察署へ車を走らせた。
◯◯警察署
山崎とガルス成田はまた◯◯警察署の富樫に会う為に◯◯警察署へ行った。
なんと富樫が多分門前払いを受けるだろうと思っていたかの様に警察署の手前で待機していた。
車は富樫の前に止めて富樫を乗せて街に出た。