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闇狩猟の虫  作者: 武雷震
10/17

ミッション-10

某都心車の中


「いやー調べるのに苦労しましたよ。秘密結社は本当でしたよ」と富樫は言う。


「うむ、私は今そう思っているところです。何か重要な何かを隠す為にしていると」と山崎は言う。


車の後部座席に座っている富樫に向かって喋っている。

「何かあまり人に知られたくない物があるみたいですね」と富樫は言う。


「何かわかったんですか?」と山崎は後部座席に振り返りながら言っている。


山崎は助手席に座っている。


「何かのエネルギーのサンプルが何者かに盗まれた事件がありましてね、その事件を担当している人に話を聞いたんですが」と富樫は言う。


「それで何かわかったんですか?何を盗まれたんですか?」と山崎は言う。


「それがですね、ミグロスエネルギーという新しいエネルギーのサンプルなんですよ」と富樫は言う。


「ミグロス?なんですか?それ?」と山﨑ははてなマークな顔になる。


「よくわからないんですが、まったく新しく開発されたエネルギーで、ガソリンとか電気とか、石油とかにかわる新しいエネルギーだそうです」と富樫は言う。


「そのエネルギーとテロ事件は何か関係があると?」と山﨑は言う。


「はい、そんな様子です」と富樫は言う。


「アジアンマフィアの息子を殺した、殺し屋と接点があるのでしょうか?」と山﨑は言う。


「はい、そのゾラスの部隊が活動している時に必ずその例の人物が姿をあらわしているようなんですよね」と富樫は言う。


「ゾラスという秘密結社と殺し屋も何か関係があると?」と山﨑は言う。


「う~む、接点がある様に見えてそうでない感じなんですよね」と富樫は言う。


車の中でしばらく沈黙が続いて、そしてガルス成田が

「とりあえず今は、何も動いてないから何か動いてからまた調べましょう」と言う。


それから◯◯警察署に戻り富樫を降ろして山﨑とガルス成田は公安6課にもどる事にした。













KOK工場


川本は普通の人の倍の速さで仕事を覚えていた。結構テキパキと仕事をこなしている。

周りの人間も感心している感じだ。


そこへリュウが川本の所へやって来て何か喋っている。

「オマエ、キュウケイイッショニシヨ。ハナシガアル」とリュウが話しかけている。


「はい、わかりました」と川本は返事をした。1時間したら12時になるので昼の休憩かな?と思っていた。


12時の昼休憩になりリュウが川本の所へまたやって来た。


「イッショニメシデモドウダ?」とリュウは言う。

川本は「わかりました」と言う。


2人は食堂の窓際の後ろの席に座りご飯を食べていた。川本はこれはチャンスというやつか?と思って少し喜んでいた。


リュウはちょっと機嫌が悪い感じだった。そして、

「オマエ、ナカナカシゴト、デキルナ。キョウ、シゴト、オワッタラ、ノミニイクゾ」とリュウは言う。


川本は一緒に飲みに行く約束をするまでに仲良くなったぞと思い、意外とこの仕事は簡単かもと思っていた。



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